ー「人間を守れ。鬼は敵だ。人を傷つける鬼を許すな。」( 鱗滝左近次 )
鬼殺隊の隊服に身を包んだ炭治郎は、鱗滝特製の木箱に入った禰豆子と共に毎夜少女が消えているという北西の街へ出発。そこで炭治郎は恋人をさらわれた和巳と出会い、共に消えた少女たちの捜索を開始。調査の末、たどり着いたのは3人に分裂する厄介な鬼だった。禰豆子と炭治郎、2人の初任務がついに始まるー。
ー「失っても、失っても、生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと。」( 竈門炭治郎 )
鬼となった禰豆子は必ずしも炭治郎が守らねばならないほど弱い存在ではない。炭治郎は禰豆子との共闘を決意し、鬼の首を斬ることに成功する。初任務終了後、休む暇もなく鬼が潜んでいると噂のある東京・浅草の町へ出向くことに。そこで出会ったのは炭治郎の仇でもある鬼の始祖、鬼舞辻無惨だったー。
ー「あなたは鬼となった者にも『人』という言葉を使ってくださるのですね。」(珠世)
鬼舞辻は行きかう人間を鬼に変え、町を混乱に陥れ行方をくらませた。鬼舞辻を追うことよりも事態の収拾を選んだ炭治郎だったが、その場が収まる気配はない。そこに助けに入ったのは、鬼舞辻の抹殺を願う鬼である珠世と愈史郎だった。一方その頃、鬼舞辻の命令で2人の鬼が炭治郎たちの元へ向かっておりー。
ー「お前はまず矢印の男をやれ。毬の女は俺たちと妹で引き受ける!」(愈史郎)
鬼を人に戻す方法について珠世と話し合っていたその時、鬼の矢琶羽と朱紗丸が炭治郎たちの元へ現れる。これまでの鬼とは段違いに強い攻撃に炭治郎は戸惑いを隠せない。そこで手毬を操る鬼・朱紗丸は禰豆子、珠世と愈史郎、また矢印を扱う鬼・矢琶羽は炭治郎が相手をするという分散方式で戦闘を続けるが苦境は続きー。
ー「俺たちは一緒に行きます。離れ離れにはなりません。」( 竈門炭治郎 )
炭治郎は技を連発し、ついに矢琶羽を破る。その一方で朱紗丸の強さに押される禰豆子たちの状況を好転させたのは珠世の血鬼術(鬼がもつ異能力)だった。秘密を守ることが不可能となる珠世の術により「鬼舞辻無惨」という名を口にしてしまった朱紗丸に鬼舞辻の呪いが発動しー。
ー「炭治郎。なぁ、この音何なんだ?気持ち悪い音……。ずっと聴こえる。」( 我妻善逸 )
鎹鴉から告げられた次なる鬼退治の地は南南東。その途上で炭治郎は、最終選別で生き残った同期の剣士・我妻善逸と再会する。炭治郎は善逸と共に山の奥地へ向かうと、屋敷の前で兄を連れ去られた2人の子どもたち・正一と照子に出会う。善逸と炭治郎は眠る禰豆子を外に残し、ふたりの兄を探しに鼓の音が鳴り響く屋敷に足を踏み入れるのだがー。
ー「そして今日も、これからも、折れていても、俺が挫けることは絶対にない。」( 竈門炭治郎 )
部屋が回転する奇妙な屋敷の中で、炭治郎と善逸は離れ離れに。鬼と出くわした善逸は、恐怖の末に眠ってしまい…。その頃、炭治郎は猪の頭をかぶった謎の男・嘴平伊之助と出会うが部屋の回転により正体が分からぬまま消えてしまう。さらに屋敷の主である鬼・響凱との戦いを強いられる炭治郎だったが前の戦いの傷が痛みー。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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