ー「炭治郎…俺守ったよ。お前がこれ命より大事なものだって…言ってたから。」( 我妻善逸 )
巧妙な術に圧倒されつつも、「響凱、君の血鬼術は凄かった。」と告げ、無事に響凱の頸を討ち取ることができた炭治郎。珠世との鬼についての共同研究のため、響凱から血を採取した炭治郎は禰豆子が待つ屋敷の外へと向かう。そこで炭治郎は衝撃の光景を目にするのだったー。
ー「善逸…わかっててかばってくれたんだな…」( 竈門炭治郎 )
禰豆子の入った木箱を抱えボロボロになった善逸。抵抗しない善逸に対し、二刃の日輪刀を容赦無く抜く伊之助。そんな伊之助に対し激怒する炭治郎。異様な関係性の3人だが鎹鴉の案内のもと、藤の花の家紋の家を訪れることに。そこで傷の治療を受けながら、同じ鬼殺隊として仲を深めていくのだった。
ー「僕たち家族の静かな暮らしを邪魔するな。」 (累)
ー 次なる目的地は北北東。炭治郎と禰豆子は、善逸や伊之助と共に那田蜘蛛山へ向かう。そこは蜘蛛の巣が張りめぐらされた山だった。怯える善逸を残し、山に入った炭治郎と伊之助は、蜘蛛の糸に絡み取られた鬼殺隊員に遭遇する。無数の蜘蛛が蠢く山に潜む鬼とはー。
ー「伊之助、一緒に戦おう。一緒に考えよう。」( 竈門炭治郎 )
この那田蜘蛛山は複数の鬼が家族として住みつく奇妙な山だった。蜘蛛の糸に囚われた鬼殺隊員と戦う炭治郎と伊之助。糸を斬り、蜘蛛の巣を破り、ふたりは山の奥へと進む。操られた隊士たちを傷つけずに動きを止める方法も困難になる中、炭治郎がとった行動とは――。
ー「善逸。極めろ。泣いていい、逃げてもいい、ただ諦めるな。」(善逸の師匠)
傷を負った伊之助とともに、炭治郎はさらに森の奥へ。那田蜘蛛山の母鬼を倒した炭治郎は、鬼舞辻無惨直属の配下<十二鬼月>が、この森にいることを知る。一方遅れて入山した善逸の目の前には人面蜘蛛が顔を出す。身体が蜘蛛になる毒を食らってしまった絶体絶命の善逸だったがー。
ー「こんなものを絆とは言わない!紛い物…偽物だ!」( 竈門炭治郎 )
那田蜘蛛山の父鬼と対峙する炭治郎と伊之助。応戦する炭治郎だったが、父鬼の怪力に吹き飛ばされてしまう。川の近くに落下した炭治郎は、姉鬼を痛めつける鬼の少年・累と出会う。恐怖と憎悪で結ばれた関係を「家族の絆」と呼ぶ累に、炭治郎は激怒する。また朦朧とする善逸と苦戦中の伊之助の元へ鬼殺隊最強の剣士である<柱>が現れー。
ー「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けないー」( 竈門炭治郎 )
那田蜘蛛山に到着した柱は、父鬼を一太刀で切り伏せる水柱・冨岡義勇と瀕死に陥っていた善逸に薬を瞬時に調合する蟲柱・胡蝶しのぶだった。また別の場所で十二鬼月である累に炭治郎は苦戦を強いられていた。兄の窮地を察した禰豆子は炭治郎を迷わず庇い、傷を負ってしまう。そんな兄妹の絆を目の当たりにした累はある交渉を炭治郎へと持ちかけるー。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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