春高予選に向けて、烏野高校の部員たちは全力で練習に励んでいました。ある日、走り込みの最中に道に迷った日向と影山は白鳥沢高校が練習試合をしているのを目撃します。「白鳥沢へ来るべきだった」と影山がいうと、日向は体育館の中から飛んできたボールをキャッチし、影山と及川を超えることを宣言します。
部員たちは、「期末テストで赤点を取らないこと」という合宿参加の条件を突き付けられます。成績の悪い日向や影山は戸惑い、進学クラスの谷地に勉強を教えてもらいます。一生懸命な日向たちに感化された谷地は、マネージャーとしてバレー部に入学することを決めました。
しかし、運命の期末テストでは日向と影山の両方が赤点を取ってしまいます。結局、合宿へは他の部員のみでいくことになりました。
合宿では、全国の強豪が勢揃いしていました。試合で負けたチームはペナルティを受けるという合宿が始まりますが、日向と影山を欠いた烏野高校は苦戦して連敗してしまいます。そこへ、2人を連れた田中の姉・冴子がやってきます。
日向と影山は大活躍し、烏野高校は合宿での初勝利をつかみ取りました。しかし、2日目の音駒高校との対戦では速攻をリエーフにブロックされてしまいます。結果、試合には負けてしまい、日向は変わらなければいけないと強く思います。
春高前の長期合宿では日向も影山も成長を実感していましたが、試合は全敗に終わってしまいました。月島に影山は不満を抱き、鵜飼は月島がブロックの中心になってくれればと考えます。
先輩に練習に誘われても付き合わない月島でしたが、木兎と話したことをきっかけに練習に打ち込むようになります。日向は月島をライバル視するようになり、周りも月島が変わったことに気付き始めました。
合宿最後の試合は、梟谷高校が相手でした。最強の相手でしたが、月島の活躍もあり烏野高校は勝利を収め、全国に通用する実力があることを実感しました。そして、いよいよ始まった春高予選では1回戦、2回戦に勝利し、ついに角川学園との試合が始まりました。
春高予選の3回戦の相手・角川学園で目立つのは、身長2メートルを超える選手・百沢です。百沢を止めるために烏野高校は3枚ブロックを付けるものの、対応しきれずに連続で得点されてしまいます。しかし、百沢が初心者であることに気付いた烏野高校は冷静に作戦を練り、角川学園相手に勝利しました。
春高代表決定戦まで2カ月を切ったある日、影山が青葉城西高校へ偵察にいくと、「一生及川さんに勝てないかもしれない」といいます。しかし、そんな及川をみてさらに気合が入る影山でした。
10月25日、ついに春高代表決定戦が開始しました。条善寺高校との対戦は烏野高校のサーブから始まり、日向と影山は変人速攻を決めますが、影山は顔面にボールが当たって鼻血を出してしまいます。ベンチに下がった影山の代打で入った菅原の活躍で、烏野高校は1セット目を取りました。
2セット目は烏野高校が試合を有利に進めますが、条善寺高校は作戦を練りつつ対抗します。しかし、照島のスパイクがアウトになったことで烏野高校が勝利を決めました。
2日目の相手は和久谷南高校で、鵜飼は相性が悪い相手なのではないかと懸念を抱きます。案の定、日向と影山が変人速攻で攻めるものの、リードを奪うことができません。そんな中、澤村が試合中に接触により倒れてしまいました。
1セット目は何とか取るものの、2セット目では澤村がいないことのダメージが明るみになり、和久谷南高校に取り返されてしまいます。3セット目はどちらも譲らずシーソーゲームとなりますが、澤村の代わりに入った縁下のおかげで勝利を収めます。
インターハイ予選で負けを喫した青葉城西高校との試合では、生まれ変わった烏野高校の強さを見せ付け、1セット目を取りました。しかし2セット目は不利な状況に追い込まれ、日向の代わりに山口がコートに出ます。山口の活躍もあり烏野高校は一度は同点に追いつくものの、最終的にはセットを落としてしまいました。
3セット目は両者一歩も譲らない状態で試合が進みますが、最終的に烏野高校が24-26で勝利します。ついに決勝進出となり、相手は青葉城西高校がこれまで一度も勝利したことがない白鳥沢高校に決まりました。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事