烏野高校バレー部の部員たちが全国大会に向けて練習に励んでいる中、影山が全日本ユースの代表合宿に呼ばれます。また、月島も宮城県1年生選抜強化合宿に召集がかかります。合宿のメンバーに選ばれなかった日向は合宿が行われる白鳥沢高校に押しかけ、月島に「バカじゃないの」と怒られます。日向は、そこでただただボール拾いをしていました。
そんな日向を見た天童は「気持ち悪い」と感じますが、日向はコートの外から試合を見ることでレシーブに関して新たな発見がありました。そして、テニス部の友達が教えてくれたスプリットステップをレシーブに取り入れることを思いつきます。
そんな中、角川学園の百沢は身長があるだけでバレーの技術がないことに悩んでいました。日向は百沢に声をかけ、「お前と戦いたい」といいます。2対2で行った練習では、日向のアドバイスのおかげもあり、百沢は高さを活かした戦い方を見出してはじめていました。
ユース合宿に参加していた影山は、稲荷崎高校の宮侑に「おりこうさんなプレー」といわれて悩みはじめます。しかし、レベルの高い選手が多くいる合宿の練習で、影山は自身の実力が伸びているのを確かに実感していました。
合宿終了後の練習では、周りは日向が確実に成長している姿を目にします。さらに、練習後は日向と影山で高く飛ぶための練習をしていました。
伊達工業高校との練習試合が始まります。伊達工業高校のブロックは県内トップレベルだといわれており、烏野高校はなかなか攻撃を決められずにいました。さらに宮侑に「おりこうさん」といわれた影山は未だに悩んでおり、攻撃を決められないスパイカーに対して声を荒げます。
結果、1セット目は伊達工業高校に取られてしまいました。先輩に対して強い態度で出る横柄な影山に対して月島は「王様に逆戻り」といいますが、日向は「王様って何がだめなの?」、「王様は関係ない」といいます。そして、他の部員たちも影山に対して意見しはじめました。
伊達工業高校との練習試合の2セット目が始まりました。影山は月島に対していつもよりも高いトスを出しますが、タイミングが合わずにアウトとなります。しかし影島は、変わらずに高いトスを出し続けます。なかなかプレーが噛み合わずに烏野高校は2セット目と3セット目を落としてしまいますが、影山と月島のタイミングは少しずつ合うようになってきていました。
そんな中で日向が鵜飼と話していたのが、「攻撃に紛れる」という戦法です。4セット目のセットポイントを迎えたとき、日向は話し合った通りにシンクロ攻撃に紛れました。この方法が功を奏し、烏野高校はやっと1セット取ることに成功しました。
その後は、烏野高校は超速攻を用いて攻撃します。日向が攻撃に紛れた後の超速攻はいつも以上に効果があり、伊達工業高校は苦戦を強いられました。そして、最後の8セット目は烏丸高校が勝利し、練習試合は終了しました。
1月5日、ついに春高全国大会の当日を迎えました。1回戦の相手は、神奈川県の椿原学園です。はじめのうちは天井が高い会場に慣れずに苦戦した影山でしたが、徐々に対応できるようになります。
その後、日向と影山の超速攻が全国大会で初めて見事に決まります。強者のスパイカーを擁する椿原学園にリードを許した烏野高校でしたが、日向の活躍もあり、18-18の同点に持ち込みました。
さらに東峰が丁寧にトスを上げ、この試合ではじめてリードを奪いました。ところが、データにはなかった選手が伊達工業高校から登場します。
1セット目を取った烏野高校でしたが、アンダーサーブを打つ予想外の選手に翻弄されて調子を乱してしまいます。なんとか踏ん張った結果、烏野高校がマッチポイントになり、東峰のスパイクによって烏野高校が勝利を決めました。
次の相手は、前年のインターハイで準優勝した稲荷崎高校です。そして烏野高校と稲荷崎高校が練習をはじめたとき、「高校最強ツインズ」と呼ばれる宮侑兄弟が登場しました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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