イェーガー派とジーク一行との共謀により反旗を翻したエレン。しかし、マーレ軍を率いたライナーがパラディ島へと乗り込んできたことにより、進撃の巨人と鎧の巨人の一騎打ちが始まります。
兵団はエレンと対立している状況ではあるものの、パラディ島に攻め込んできたマーレ軍を前に、エレンを支援して戦うことを余儀なくされますが、アルミンの「エレンがエルディア人の安楽死を本当に望むとは思えない」と言う説得もあり、104期一行はこの場はともかくエレンとの共闘を選びます。
マーレ軍により救出されたガビとコルトにより、脊髄液を飲んだことで兵団に拘束されていたファルコも救出されたものの、ファルコを巨人にしないでほしいと叫ぶコルトの言葉をジークは拒絶し、ファルコは無垢の巨人と化してしまいました。しかし、ファルコを護る為にガリアードが自ら食われることで、ファルコに顎の巨人を継承させるのでした。
戦場の混乱の最中、戦いを止めるためにガビはエレンの首を撃ち抜きますが、宙を舞うエレンの首にジークが触れたことで、二人はすべての「道」が交わる座標へと導かれます。
其処で始祖ユミルとの邂逅を果たしたエレンはジークへの拒絶を告げるものの、始祖の力は既にジークの手に渡っていました。
しかし、ジークを退けたエレンの説得で始祖の力はエレンへと渡り、エレンは始祖の力を介してすべてのユミルの民へと「壁の外の全人類を駆逐する」と宣言するのでした。
壁内の仲間を護る為に全人類を虐殺する道を選んだエレンに、各々は呆然としながらも始祖の制御を逃れた無知性巨人に立ち向かいます。
その最中ですべての鎧の硬質化が解かれたことにより、兵団の地下で囚われていたアニも硬質化から逃れるのでした。
その後、アニは104期生と合流し、一命を取り留めていたリヴァイとハンジはマガト一行との一時休戦を選び、少しずつでも歩み寄り始めた者たちは共闘してエレンを止める道を選びます。
双方の間に今まで積み重ねられてきた遺恨を思えば、たとえ共通の目的があったとしても手を取り合うことは非常に難しく、エレンを追う間にも何度も衝突を重ねます。
しかし、野営にて皆で鍋を囲む中、マルコの死の真相を聞かされたジャンは激昂することもなく皆に伝えるのでした。マルコが死の間際に言い残した「まだ話し合っていない」と言う言葉は、まさしくその通りであると。長らく争いを続けてきた双方は、まだまともに話し合いの席などを設けた試しはなく、だからこそ、どちらかが死ぬまで殺し合う羽目になったのだとジャンは語ります。
お互い簡単に許してしまうことは難しく、しかし、話し合いの余地があるはずだとガビが頭を下げて示したこともあり、一行は改めて共闘関係を結ぶことに。
エレンを止め世界を護ることを目的に旅立った一行は、飛行艇を手にしてエレンを追おうと考えますが、飛行艇を離陸させるためにはアズマビトの整備士の協力が不可欠です、しかし飛行艇が留められた港はイェーガー派に占拠されていました。
飛行艇とアズマビトの人々を護る為に、イェーガー派との交戦を余儀なくされた一行は、かつて104期生の仲間だった兵士とも戦うことになります。共に世界を止める仲間たちを護る為に、かつての仲間を殺す選択を強いられた一行は、それぞれに葛藤しながらも港を守り抜きました。
アズマビトの発案により、設備が十分なオディハの港まで船で飛行船を牽引してから整備を最短で進めることを選び、キースの援護やマガトの機転により妨害を退けながらも、船は出立するのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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