本作の主人公。神の国アズガルドの王オーディンの子でありオーディンの次に国王となる予定でしたが、その粗暴さ・未熟さからオーディンに失望され、地球に追放されてしまいました。ソーは地球での様々な出会いや戦いにより成長し、再度ムジョルニアを手に入れて弟ロキの陰謀を止めるために戦います。
<クリス・ヘムズワースの主な出演作品>
スター・トレック(ジョージ・カーク役/2009年)
メン・イン・ブラック:インターナショナル(エージェントH役/2019年)
ソーの弟。控えめに見えるものの、内心はソーへの嫉妬心や権力への欲であふれている人物です。ソーが王となる儀式のタイミングで氷の巨人を宝物庫に引き入れて、儀式を中止させてしまいます。自らが権力を得るためにオーディンやソーを殺そうとするなど、目的のためには手段を選びません。
<トム・ヒドルストンの主な出演作品>
キングコング: 髑髏島の巨神(ジェームズ・コンラッド役/2017年)
クリムゾン・ピーク(トーマス・シャープ役/2015年)
アズガルドの現王。傲慢で周りを顧みない行動を取ったソーに失望し、ソーから神の力を奪って地球へと追放しました。突如「オーディンの眠り」についてしまうものの、ソーとロキが戦いを始めた際には目覚めて、ソーを助け出します。地球での出来事やロキとの戦いを経て、最後にはソーが成長したことを認めました。
<アンソニー・ホプキンスの主な出演作品>
羊たちの沈黙(ハンニバル・レクター役/1991年)
ニクソン(リチャード・ニクソン役/1995年)
天文物理学者。地球が存在している世界とは別の世界が存在していると仮説を立て、研究を続けています。ニューメキシコ州で観測した磁気嵐に近づく際、ソーをはねてしまいます。自分の研究を肯定し励ましてくれるソーに恋心を抱くようになり、ソーが本来の力を取り戻してアズガルドに戻る際には、再会を約束してソーにキスをしました。
<ナタリー・ポートマンの主な出演作品>
レオン(マチルダ役/1994年)
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(パドメ・アミダラ役/2005年)
本作のテーマとして描かれているのは、傲慢でケンカっ早いマイティ・ソーが追放された先の地球で成長していく過程です。アイアンマンやキャプテンアメリカとともにMCUの「ビッグ3」に数えられているソーですが、物語の始まりでは自分勝手な暴れ者でした。
そんな彼が地球での出会いや戦いを通じて育っていく姿を見れば、多くの人がソーを好きになってしまうことでしょう。
日本人としては絶対に外せない超重要ポイントが、俳優の浅野忠信さんが日本人として初めてMCUシリーズに出演したことです。浅野さんの役は、アズガルドの三銃士ですから、とても重要な役柄だと言えます。
「日本人が出て、世界観は大丈夫かな…」と思うかもしれませんが、全く違和感なく演じ切っているのです。MCUの世界観の中に日本人がいる様子を見れば、きっと興奮が抑えられなくなるでしょう。
本作の注目ポイントとしては、宇宙規模で展開されるソーとロキの兄弟ケンカでしょう。
猪突猛進に力で敵をなぎ倒していくソーと、権力への執念と嫉妬深さを原動力にして様々な策略を仕掛けてくるロキ。正反対に見える兄弟が地球とアズガルドを舞台として戦う様子は必見です。ロキは兄のソーであろうと自分の目的のためにあっさりと殺そうとし、そのせいでソーは絶体絶命のピンチにおちいってしまいます。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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