本作の主人公であるカウボーイ人形。アンディがまだ幼かったころからずっと一緒にいましたが、彼がもう大人になったことから、他のオモチャと一緒に箱の中にしまわれています。アンディに対する誤解によってサニーサイド保育園に行くと決めたオモチャ達を見捨てることができず、一緒に保育園へ向かうことに。
<トム・ハンクスの主な出演作品>
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(トーマス・シェル・Jr役/2011年)
ウォルト・ディズニーの約束(ウォルト・ディズニー役/2013年)
アンディのオモチャである、スペースレンジャーの人形。オモチャの仲間たちと共にサニーサイド保育園に行き、オモチャを乱暴に扱う年少組の子供たちから大変な目にあわされてしまいます。サニーサイド保育園でおもちゃのリーダーをしているロッツォに何とかならないか相談に行きますが、捕まって「デモ・モード」にされてしまい、記憶を失ってしまいました。
<ティム・アレンの主な出演作品>
サンタクローズ(サンタクロース役/1994年)
ギャラクシー・クエスト(ジェイソン・ネズミス役/1999年)
サニーサイド動物園のオモチャ達を率いるリーダー。ストロベリーの香りがする、ピンクのハグベアです。かつてとても仲良しだった女の子に捨てられてしまったトラウマから、人間のことが信じられなくなりました。新入りや自分の言うことを聞かないオモチャは、オモチャを乱暴に扱う年少組の子ども達の元へ送り込む暴君です。
<ネッド・ビーティの主な出演作品>
ネットワーク(アーサー・ジェンセン役/1976年)
エクソシスト2(エドワーズ役/1973年)
サニーサイド保育園に通っている4歳の女の子。オモチャで遊ぶのが大好きで、オモチャをとても大切に扱っています。道に落ちているウッディを家に持って帰りました。そこでオモチャを大切に扱っているボニーの姿を見たウッディは、サニーサイド保育園を後にしたオモチャ達が次が行くべき場所は、ボニーの家だと考えます。
<エミリー・ハーンの主な出演作品>
レックスはお風呂の王様(ボニー・アンダーソン役/2012年)
ニセものバズがやってきた(ボニー・アンダーソン役/2012年)
本作のテーマの1つといえるのが、役目を終えたオモチャたちの行く末です。どんなにオモチャが大好きな子供でも、いずれは成長して大人になります。そして自然と不要になっていくオモチャ達はどうなっていくのかを、感動のストーリーで描いているのが本作なのです。人間に振り回されながらも幸せな生活や人間からの愛を求めて葛藤し続けるオモチャ達の姿は、涙なしでは見られません。
本作では、リーダーとして大きく成長したウッディの姿を見ることができます。ウッディはアンディと一緒に大学へ行けたはずなのに、仲間のオモチャ達を見捨てられず一緒にサニーサイド保育園へと向かうのです。そしてクライマックスのオモチャ達が焼却炉に落ちてしまうシーンでは、最後まで仲間を見捨てず、手をつなぎあって最期の時を迎えようとします。前作や前々作と比べて大きく成長したウッディの姿に、ぜひともご期待ください。
ウッディとその持ち主であるアンディとの10年にもわたる物語は、とうとう本作で終わりを迎えます。ラストでオモチャ達の新しい持ち主になるボニーとアンディが遊ぶシーンは、感動を超えたとても温かい気持ちを私たちに与えてくれます。1つ1つのオモチャをとても愛おしそうにボニーに紹介するアンディの姿には、我が子が巣立っていく時の様な寂しさや感慨深さを感じることでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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