『エヴァンゲリオン』綾波レイの正体とは?「私が死んでも代わりはいるもの」など多数の名場面、名言も紹介。

エヴァ零号機のパイロットでありミステリアスな魅力を持っている美少女、綾波レイ。 ここでは『新世紀エヴァンゲリオン』綾波レイ(あやなみ れい)のプロフィールや、名言などをご紹介します。

綾波レイ(あやなみれい)とは?

第三新東京市立第壱中学校2年A組に通う14歳の少女であり、「ファースト・チルドレン」としてエヴァンゲリオン零号機のパイロットでもあります。誕生日は3月30日ですが、過去の経歴が消去されているため詳細は分かりません。青みがかったショートボブと赤い瞳、透き通るように白い肌という人間離れした容姿を持つ美少女です。

初登場シーンはエヴァ零号機の搭乗実験の事故で大怪我をして体中包帯だらけという、衝撃的なものでした。普段はとても無口で大人しい性格をしています。

感情を表現するのが異常なまでに苦手で、同じくエヴァパイロットでファンからの人気を2分する惣流(式波)・アスカ・ラングレーと対照的です。自分の考えや感情を語らないため、アスカからは「お人形」とも揶揄されています。

ミステリアスな魅力を放つ綾波レイの正体は?

無口で人間らしさをあまり感じさせないミステリアスな魅力を持つ綾波レイ。実は彼女は、人間ではありません。彼女は碇シンジの母碇ユイの肉体に第2使徒リリスの魂を注入して生まれた存在なのです。

碇ユイは初号機のシンクロテスト中に発生した事故によってエヴァに取り込まれてしまいました。そして初号機内に残された肉体と第1使徒アダムの遺伝子を半分ずつ掛け合わせ、綾波レイが造り出されたのです。

綾波レイの器は人工物であり、実は複数の肉体がストックとして保管されています。現在活動している綾波レイの肉体が滅んだとしても、新しい肉体に魂を移し替えることで何度でも蘇ることができるのです。

綾波レイの正体を知ると、彼女がどこか人間離れした雰囲気を持っていることにも納得がいきます。

碇親子との関係から見る、綾波レイ

綾波レイの半分が碇ユイからできていることからも、彼女と碇親子の関係には特別なものがあります。

物語序盤の綾波レイは碇ゲンドウのことを慕っており、普段無表情な彼女もゲンドウの前では笑顔を見せることもあるのです。ゲンドウの方も彼女を明らかに特別扱いしており、そのせいでアスカはレイのことを「えこひいき」と呼んでいました。

しかし物語が進むにつれて碇シンジとの間に信頼関係が生まれ始めます。シンジへの好意が強まるにつれてゲンドウへの依存心は薄れていき、旧劇場版『Air/まごころを、君に』では「私はあなたの人形じゃない」とゲンドウを拒絶するのです。

碇ユイがゲンドウの妻でシンジの母であることを踏まえると、3人の関係は非常に複雑なものに思えます。

全部同一人物?綾波レイは作中に3人登場している

綾波レイはたとえ肉体が滅んだとしても、スペアが保管されているため復活できます。実際にTVアニメ版では、3人の綾波レイが登場しているのです。

1人目の綾波レイは、幼い時に赤木リツコの母ナオコを怒らせてしまい、「あなたが死んでも代わりはいる」と言われて首を絞められ、殺されてしまいました。

2人目の綾波レイはTVアニメ本編に登場し最も長く活躍しています。シンジとの出会いによって精神的に成長していきますが、使徒との闘いで彼を守るために自爆し、絶命しました。

そして3人目の綾波レイは2人目のレイが死んだ数日後に登場します。レイは新しい肉体に変わるたびに記憶は継承されますが感情は受け継がれないため、これまでのシンジとの関係も全て無かったことになってしまいました。

 殺風景な部屋に垣間見える、綾波レイの心の中

綾波レイに関するエピソードとしては、彼女の部屋に関するものも有名です。

レイの部屋はとても無機質。打ちっぱなしのコンクリート壁に病院を思わせるベッド、味気の無いパイプ椅子と、とても14歳の少女の部屋には見えません。昼間でもカーテンは閉められており、衣類も制服や下着しかない様子に、まるで生活感が感じられないのです。

飾り気の全くない部屋は、彼女の物事に対する執着の無さをとてもよく表していると言えるでしょう。

しかし、そんな部屋の中に唯一、彼女らしくないアイテムがあります。それは、碇ゲンドウの眼鏡。このメガネはゲンドウとの思い出の品であり、レイが彼にだけ心を開き、執着していたことをよく表しているのです。