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2023.12.20更新

『鬼滅の刃』鳴女(なきめ)とは?正体についてや過去、血鬼術についてなどもご紹介

『鬼滅の刃』に登場する十二鬼月の上弦の肆・鳴女(なきめ)をご紹介。本記事では鳴女の正体やその過去、鬼の根城・無限城を管理している血鬼術についてなどを幅広く解説していきます!

『鬼滅の刃』鳴女の正体は大量殺人鬼⁉︎鬼化前の過去話

静かに琵琶を弾き、無限城を管理している鳴女は、一見してそれほど危険度の高くない鬼に思われています。しかしその実、彼女は鬼と化す前、人間の頃からかなりの危険人物でした。

昔の鳴女は売れない琵琶奏者として、夫と貧しい暮らしをしていたそうです。その夫は博打好きで、ある日、彼女が大切にしていたたった一着しかない演奏用の着物を博打のために売り払ってしまいます。それに怒った彼女は、金槌で夫を撲殺。その後、ボロボロの着物を着て、震える手で演奏したところ、客たちから絶賛されます。そのことに味をしめた彼女は、演奏前になると人を殺すようになりました。つまり、彼女は鬼となる以前から大量殺人鬼だったわけです。

なお、彼女が鬼となった経緯としては、次の獲物として無惨を選び、襲ったところ当然ながら返り討ちに。その際、理由は不明ですが無惨から気に入られて、鬼化させられたのです。

『鬼滅の刃』鬼の本拠地「無限城」の要!鳴女の血鬼術

鳴女は上弦に選ばれる以前から、その血鬼術を高く評価されて無惨に重用されてきました。では、鬼の本拠地・無限城の管理を任される、彼女の血鬼術の能力をご紹介しましょう。

異空間・無限城

琵琶を弾くことで無限城内の部屋や廊下、空間を自在に操作できます。さらに、相手の意思に関わらず、遠くにいる対象者を場内に招き入れたり、反対に場外に飛ばしたりも可能です。

作中では、この能力で上弦・下弦の鬼たちを場内に召集していました。また、無限城編では空間を操作して隊士を分断させたり、部屋で押しつぶそうとしたり、と鬼殺隊を翻弄します。
実際に対峙した蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ おばない)から「煩わしさと厄介さは随一」と評価されるほど、彼女の「(琵琶を演奏して)空間を操る」能力は見た目以上に厄介なのです。

探知探索

眼球のみで行動する密偵を無数に生み出すことができます。そして、それらとは視覚を共有できるようで、密偵らを外に放つことで、無限城にいながら各地の様子を探ることが可能です。

以前から高い探査能力を発揮していた鳴女ですが、刀鍛冶の里編で元上弦の肆・半天狗が炭治郎らに敗れ、彼女が後釜として選ばれるまでの間にその能力を大幅に向上させていました。

半数以上の鬼殺隊員の居場所を把握したり、無惨が長年をかけて探していた鬼殺隊の本拠地・産屋敷邸を発見したり。配下にも無慈悲な無惨が、わざわざ褒めの言葉をかけるほどです。

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