本作における大きなテーマの1つと言えるのが、トニー・スタークの内面の葛藤です。
これまでのトニーはその天才的な頭脳はもちろん、傲慢さですら武器に変えて、強引に突き進んできました。
しかしパラジウム中毒や軍からの圧力など数々の問題を抱えることで、トニーは自分の弱さと向き合わなくてはならなくなります。
死も覚悟する様々な苦しみや強敵との戦闘の先に、トニーは新たな成長を見せるのです。
美しい女性たちの出演も、『アインマン2』の見どころとして挙げられます。
前作より登場しているトニーの美しく有能な秘書ペッパー・ポッツはもちろん、今作ではアベンジャーズの「ブラック・ウィドウ」であるナタリー・ラッシュマンにも注目です(本当の名前はナターシャ)。
ブラック・ウィドウはスーパーソルジャー血清を打たれた美しいスパイであり、肉体も精神も極限まで強化されています。
特にハマーの施設に潜入し、見事なアクションを見せるナタリーのカッコよさは見逃せません。
ブラック・ウィドウに限らず、本作には今後登場してくるMCUシリーズの面々が続々と登場します。
前作から登場の「ウォーマシン」はもちろん、エンドクレジット後には「S.H.I.E.L.D」のエージェントであるフィル・コールソンも登場。
そして最後にはMUCシリーズの次回作『マイティ・ソー』の重要アイテムであるソーの武器「ムジョルニア」の姿も。
また、実は本作には、子ども時代のスパイダーマンも登場しています。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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