本作の主人公。クモに噛まれたことで手に入れた驚異的な身体能力と、トニー・スタークに与えられたスーツを使ってニューヨークの平和を乱す悪人達と戦います。「シビルウォー」でスカウトされて以来、アイアンマンであるトニー・スタークに何とかして認められようと自警団活動を続けていますが、なかなか認めてもらえません。
<トム・ホランドの主な出演作品>
白鯨との闘い(トーマス・ニッカーソン役/2015年)
レジェンダリー(ダーマッド役/2017年)
兵器の開発・密売を行っている元会社社長。以前は瓦礫の撤去作業を行う会社の社長でしたが、アベンジャーズのニューヨークでの戦い後に見つけたチタウリの残骸を悪用し、危険な武器を製造している危険人物です。武器の密売を邪魔するスパイダーマンに対し、ウイングスーツを身につけた「ヴァルチャー」として空から戦いを仕掛けます。
<マイケル・キートンの主な出演作品>
ビートルジュース(ビートルジュース役/1988年)
バットマン(ブルース・ウェイン役/1989年)
元軍需企業の社長で現在はアベンジャーズの一人、アイアンマンとして活躍している大富豪。ピーターの才能に目をつけ、シビルウォーではアイアンマン陣営としてスパイダーマンをスカウトしました。アベンジャーズの一員として認められようと無茶を重ねるピーターを、厳しくも温かい目で見守り続けています。
<ロバート・ダウニーJrの主な出演作品>
チャーリー(チャーリー・チャップリン役/1992年)
ゴシカ(ピート・グレアム役/2003年)
トニー・スタークの部下。トニーの運転手として働いていますが、本作の直前に当たる「シビルウォー」ではトニーの命によりピーターを戦場まで連れてきました。本作ではピーターのお目付け役になっているもののアベンジャーズ本部の引っ越しが忙しく、ピーターから頻繁に来る連絡をうとましく思っています。
<ジョン・ファブローの主な出演作品>
デアデビル(フランクリン・フォギー・ネルソン役/2003年)
ディープインパクト(ガス・パーテンザ役/1998年)
今回のスパイダーマンは等身大の高校生です。大人に認められようと何度何度も無茶をしては、失敗を繰り返してしまいます。しかし、ピーターのひたむきに頑張る姿を見ていると、不思議と応援したくなってしまうのです。
また、ピーターはただの無鉄砲な高校生という訳ではなく、優しさもしっかりと持ち合わせています。そんな彼を見ているうちに、なんだか我が子の頑張る姿を見守る気持ちになってしまうのです。
ピーターを見守るという意味では、今作はアイアンマンことトニー・スタークが非常に良い味を出してくれています。何とかしてアベンジャーズの一員になろうとするピーターを見守り、時には厳しいことも言うトニーの姿は、なんだか父親のようです。
これからのMCUシリーズにとっても重要なピーターとトニーの関係性に注目して、スパイダーマンを楽しんでみましょう。
本作における注目ポイントの1つが、トニーから渡されたこれまでにない程ハイテクなスパイダーマンスーツです。
赤と青が基調となったデザインは従来のスーツと同様なのですが、トニーが作っただけあって高性能であり、例えばピーターの気持ちに合わせて目の大きさが変わります。その他にもウェブシューターからは用途に合わせて様々な糸が出せたり、GPS機能を持つ小型のクモを出せたりとハイテク感が満載です。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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