本作の主人公。ジャングルの中で赤ん坊の頃に孤児となってしまい、狼に育てられた人間の少年です。狼と自分との間の違いに気づき、群れから離れるよう脅しをかけてきたシア・カーンに悩まされる狼たちのことを想って群れを離れることを決意しました。狼たちの他にもバギーラやバルーなど様々な動物たちと出会い、支えられながら人間の世界と動物の世界のどちらで生きるかを決断します。
<ニール・セディの主な出演作品>
ディワーリー(ジェイ役/2013年)
ジャングルに住む、残忍な性格の虎。生きるためだけでなく、楽しむことも目的として狩りをする彼は、ジャングルの動物たちから最も恐れられている存在です。かつて人間であるモーグリの父親を殺害する際に火でやけどをさせられた経験があり、火を恐れるとともに人間への恨みも募らせています。
<イドリス・エルバの主な出演作品>
マイティ・ソー(ヘイムダル役/2011年)
パシフィック・リム(スタッカー・ペントコスト役/2013年)
ジャングルに住む黒豹。ジャングルで1人泣いていた赤ん坊のモーグリを拾い、狼の群れに預けました。基本的にはとても厳しい性格ですが、モーグリのことを第一に考えてくれる、とてもよれる存在です。狼の群れを離れることになったモーグリに同行し、シア・カーンの襲撃から彼を守りました。
<ベン・キングスレーの主な出演作品>
ガンジー(マハトマ・ガンジー役/1982年)
バグジー(メイヤー・ランスキー役/1991年)
ジャングルに住む熊。食いしん坊で陽気な性格をしています。モーグリが大蛇のカーに襲われていたところを助けました。そのことをきっかけとして、モーグリの良き友として一緒に過ごすようになります。モーグリが持っている「道具を使う」という人間らしい部分も受け入れ、一緒に暮らすことを提案しました。
<ビル・マーレイの主な出演作品>
天才マックスの世界(ハーマン・ブルーム役/1998年)
ロスト・イン・トランスレーション(ボブ・ハリス役/2003年)
本作においてまず特筆すべきなのが、主人公であるモーグリ以外の登場人物は全てフルCGで作られていることです。体毛の1本1本までが精巧に作られており、非常に繊細な表情や動きを見せるため、どのキャラクターも、とてもCGで作られている架空の動物だとは思えません。アニメの動物にもリアルの動物にも決して出せない大迫力の映像に、自然と引き込まれていきます。
本作においてある意味で最も魅力的な登場人物だと言えるのが、残忍な虎のシア・カーンです。シア・カーンはモーグリの父である人間を殺害した際に「赤い花」(火のことです)によって大怪我を負わされ、それ以来異常なまでに火を恐れ、人間を憎んでいます。狼の子供たちを自分の味方に付けるため、親の目を盗んでエサを与えながら洗脳しようとするシーンでは、むしろ人間に近い、狡猾でぞっとするような姿を見せるのです。
本作のラストは、1967年に公開されたアニメ映画版とは正反対のものになっています。アニメ版では最終的にモーグリは女の子と出会ってあっさりと人間の村へ行ってしまいますが、本作ではジャングルで動物たちと生きることを選ぶのです。その他にも本作から新たに加わったキャラクターや動物たちとモーグリとの関係など、アニメ版との違いを確認しながら見ると、本作をより楽しむことができるでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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