元公安局執行官の六合塚は、梓澤によって引き起こされた事故に巻き込まれ、記者専用パスを奪われてしまいます。梓澤はそのパスを使い、公安局のシステムを乗っ取りました。
彼は留置場のロックを解除することで、インスペクターの小畑を開放しようとしたのです。さらに留置場にした潜在犯たちを脱走するよう誘導します。
また梓澤に雇われた傭兵集団「パスファインダー」によって、執行官や監視官が殺害され始めました。執行官の雛河と廿六木はこの状況に気づき、統括監視官である霜月と合流します。
そのころ梓澤は、監視官の灼を捕らえていました。灼に犯行の目的を聞かれると、都知事の小宮を殺害することと答えました。
一方で、イグナトフと彼を尾行していた須藤は何者かに狙撃されます。二人は窮地に陥りますが、外務省行動課所属となった狡噛と宜野座、フレデリカによって救われます。そしてイグナトフは、狡噛と宜野座と行動を共にすることに決めました。
そして梓澤は職員の命を引き換えに、小宮の辞任を求めます。しかしこれは要求を受け入れた場合小宮は殺害され、受け入れなかった場合には色相を濁させるという作戦であることを霜月は見抜きました。そこで唐之杜と小宮は灼の救出に向かい、成功。
また唐之杜は、ヘリで駆け付けたイグナトフと宜野座の支援によってサーバールームに入ります。しかしそこには毒ガスが蔓延していました。ガスを吸いつつも何とか3分の1のシステムを取り返す唐之杜。そこに霜月と如月、入江が合流し、唐之杜は医務室へと運ばれます。
灼はこの毒ガスが陽動であったことに気づきますが、梓澤は次の計画を発動させます。梓澤は小宮を公安局が始末するように命令しました。霜月は小宮のイグナトフに任せ、局長室の閉じ籠らせました。
しかしこの計画は、梓澤が小宮の死体を直接確認しなければならないため、必ず本人が姿を現すことに気づきます。
公安局は、事件をすべて把握するため灼による梓澤のメンタルトレースを始めました。
メンタルトレースによって、自身の父がシビュラシステムの正体を教えてくれたこと、自身が免罪体質であることを灼は思い出します。そして灼は事件をすべて把握しました。
一方で、梓澤は海外の犯罪組織の情報を引き換えに、自分を逃走させるようにフレデリカと取引を行います。フレデリカは狡噛に梓澤を確保するように指示を出しました。
パスファインダーによる襲撃を受ける局長室。イグナトフは、何とかパスファインダーの撃退に成功。パスファインダーに偽装して小宮を殺害したとの情報を流します。
灼は、脱出をしようとしていた梓澤の前に現れ、一緒にトラックに乗り込みました。梓澤たちが脱出したことで、公安局は解放。霜月たちも外に出られるようになります。
梓澤は、灼にシビュラシステムのデバックを担当してたいのがビフロストであること、それを利用することで大金を得るシステムを作ったことを話します。
そして灼は、梓澤にシビュラシステムが人間の脳を使ったシステムであることを伝えました。そして二人は、シビュラシステムの元へとたどり着きます。
梓澤はシビュラシステムの一部になりたいことを望みます。しかし梓澤のやり方をシビュラシステムは認めませんでした。その事実に怒り、犯罪係数を上げてしまう梓澤。そのため灼の手によって逮捕されることとなります。
霜月は、シビュラシステムから連絡を受けて、ビフロストの部屋に急行。法斑はビフロストの根幹システムを崩壊させます。
法斑はシビュラシステムから何か望みはないかと聞かれ、灼を監視官として活動させること、常森を釈放させることを求めました。シビュラシステムはこれを承諾。
梓澤と灼は霜月によって保護され、事件は終わりを迎えました。
その後、釈放された常森は狡噛と再会します。また霜月は、新局長としてシビュラシステムから推薦された法斑がいることに驚きました。さらに法斑は常森を霜月の下で執行官にすることを命じます。
そして灼は父親の自殺の真相と、イグナトフの兄が殺害された事件を、イグナトフと一緒に解決することを決意するのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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