『HUNTER×HUNTER』全シーズンあらすじ・主要キャラクターまとめ（ネタバレあり）

『HUNTER×HUNTER』各シーズンあらすじ紹介

『HUNTER×HUNTER』ハンター試験編 前半 あらすじ（1〜5巻）

くじら島に住んでいる少年ゴン=フリークスは、幼少期に森でクマに襲われているところをハンターに助けられます。カイトと名乗る男は、ゴンに父親が生きていることを伝えました。そして父がハンターとして活躍していることを知ります。

ゴンはハンター試験を受験し、ハンターになることを決めました。ゴンは故郷を離れ、ハンター試験の会場に向かいます。

ハンター試験は難関といわれており、死傷者が出るのも珍しくありません。会場に向かい途中で、ゴンは同じく受験者のクラピカ、レオリオ、キルアと出会いました。

そこでゴンはクラピカが、「幻影旅団」と呼ばれる盗賊によって滅ぼされたクルタ族の生き残りであることを知ります。またレオリオは医者になる資金を稼ぐために、ハンターを目指していることなどの話をしました。

第1試験は、「第2試験の会場まで試験官に走ってついていくこと」でした。これはただひたすら試験官を追って走るという試験です。6時間という長丁場を迎え、体力と気力が尽きる人も出始めました。

そこで4人はお互いの身の上話をしながら、ヌメーレ湿原にたどりつきます。そこは「詐欺師のねぐら」と呼ばれるモンスターが出る場所でした。ここで、ゴンはヒソカと名乗る不思議な人物に出会います。出遅れたクラピカとレオリオを迎えにいったゴンに、「君も合格」という言葉を残し去っていきました。

第2試験は、指定された料理を作るというもの。食材は自分の手で手に入れなければいけません。第1のお題は「豚の丸焼き」でした。4人は難なく豚と仕留め、これをクリアします。

そして第2のお題は「スシ」でした。これは受験生のほとんどがレシピを知らず、迷ってしまう人が大勢いる状況になります。しかし受験生の一人であるハンゾーが大声でレシピを叫んだため、全員がスシを完成させました。この事態に試験官は全員を不合格にします。

この結果に納得できない受験生。そこにハンター試験の委員会会長を務めるネテロが現れました。

『HUNTER×HUNTER』ハンター試験編 後半 あらすじ（1〜5巻）

ネテロは再試験を「ゆで卵」に設定しました。この試験で使われる「クモワシの卵」は渓谷にあり、危険な状況の中で取りにいかなくてはいけません。しかし受験生の約6割がこの試験をクリアしました。

第3試験では、迷宮の突破を迫られます。罠が多く仕掛けられた「トリックタワー」を72時間以内にクリアしないといけません。残り時間が60分に迫った時「5人で長く困難な道を選ぶか、3人で簡単な道をいくか」という問題が出されました。ここでゴンが機転をきかし、壁を破壊して脱出。協力し合った4人は次第に信頼し合うようになりました。

そして第4試験の会場に向かう飛行船内で、ネテロ会長はボールを取り合いを提案します。ここは持ち前の身体能力でゴンが会長に少しだけ本気を出させることに成功しました。

第4試験は、戦闘試験でした。追うものと追われるものに分かれ、試験番号が書かれたプレートを奪いあいます。ゴンはヒソカ相手にプレートを奪わなくてはいけませんでした。

そして特訓をする中で、相手の殺気に自分の殺気を紛れ込ませる手段を会得。ゴンはヒソカからプレートを奪うことに成功しました。

最終試験は、トーナメント戦でした。相手を「まいった」といわせたら勝ちというルールで行われ、殺害は厳禁。ここも何とかクリアし、その結果、ゴン、クラピカ、レオリオの3人は合格します。しかしキルアは相手を殺害したため、不合格となってしまいました。

キルアが不合格となったのは、次の相手が変装した兄だと気づいたためでした。実はキルアは、暗殺を仕事とするゾルディック家の一員。彼は生まれた時から人を殺すための訓練を受けていたのです。そのため友人と呼べる人はおらず、自分と歳の近いゴンと友達になりたかったことを明かしました。しかし家族は、キルアが友人を持つことを許しません。そのためキルアは、兄と名乗るイルミによってゾルディック家に連れ戻されました。ゴンたちはキルアの実家であるゾルディック家に向かうことを決意します。