G.Iのクリア報酬を使いジンの下へ行こうと考えたゴンとキルア。しかしそれを読んでいたジンにより、ジンの弟子でゴンの命の恩人であるカイトの下へと飛ばされてしまいます。2人は仕方なく、しばらくカイトの仕事を手伝うことにしました。そして近年「キメラ=アント」という生物が現れていることを知ります。
そのころ、彼らの予想をはるかに超えた成長を遂げた「キメラ=アントの女王」は、兵隊蟻を次々と生み出していました。そして人間を襲い着々と勢力を伸ばしていたのです。
カイトとゴンたちは、キメラ=アントが爆発的に増えた閉鎖国家「NGL」へと向かいました。この国では、女王蟻が捕食し生み出した生物たちが巣を作っていたのです。そして簡単に捕獲でき栄養価の高い人間を食料として狙っていました。
ゴン、キルア、カイトたちは蟻を順調に討伐。しかし女王は食べた生き物の特性を子供に引き継がせることができたのです。そしていずれ生まれる王のために生み出された3人の護衛軍は人に近い形をしており、念能力に目覚めました。そのうちの1人ネフェルピトーはゴンたち3人を発見。すさまじい力を持っており、カイトが犠牲になることでキルアとゴンを逃がしました。
その事態の深刻さに気付いたハンター協会。そしてネテロ会長、ノヴ、モラウの3人がNGLへと派遣されてきました。ゴンとキルアはカイトを助けるため焦ります。しかしすぐに同行は許されず、ノヴとモラウの弟子であるナックルとシュートに勝てるくらいの実力があることを示さねばなりませんでした。全力を出しますが、ナックルたちに勝つことができないゴンたち。そしてノヴの弟子であるパームとビスケの指導の下、もう一度修行をやり直すことになりました。そこでキルアはビスケから「実力が上の相手からは逃げる」性質を持っていることを告げされます。「このままだというずれゴンを殺すことになる」と忠告されたキルアは、この事態が収束したらゴンの前から姿を消すことを決めます。
予想よりも早く、キメラ=アントの王が誕生。ナックルたちはカイトを救出しに向かいますが、彼はネフェルピトーの手によって死後、操り人形にされてしまっていました。その姿を見て復讐に燃えるゴン。
そのころ、王は東ゴルトー共和国に移動し、国を乗っ取ります。そして国民の中から良質の食料を選別することにします。そして暇つぶしとして、各分野に秀でたものたちを集めてゲームを行うことにしました。そして「軍儀」の達人として選ばれたのが、盲目の少女コムギです。軍儀以外の取り柄のない彼女でしたが、王は一度も彼女に勝つことができません。そして彼女と対局を重ねるうち、自分でも知らない感情に目覚めます。
一方で、キメラアント討伐隊たちは、王宮内への侵入に成功。ゴンはカイトの仇を取るためにネフェルピトーに戦いを挑みます。まだ実力的には敵わないと思われたゴンでしたが、自身のすべてを代償とし極限まで肉体の力を引き出し、ピトーを倒したのです。
そのころネテロ会長は王に1対1の戦闘を申込んでいました。ネテロ会長は全力で戦いますが、王にはダメージを通すことができず、ネテロは力尽きてしまいます。そしていまわの際に、小型の核爆弾「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」を使って自爆をはかりました。
しかしそれでも王は死なず、宮殿まで戻り治療を受け復活。しかしこの爆弾には毒が仕込まれており、蟻たちは次々と死亡。王は最期にコムギと一局を打つことを望み、毒に侵された自身とコムギと共に軍儀を打ちながら命を終えたのです。
戦いを終え、力を出し尽くしたゴンは見るも無残な状態になっていました。生命維持装置に繋がれ、かろうじて生きているその状態にキルアはショックを受けます。そして何としてもゴンを救うべく、ゾルディック家のアルカに頼ることを決意。そしてアルカの人知を超えた力によって、ゴンは復活を遂げました。
そしてゴンはハンター協会のレオリオの下へ向かい、ここで父親のジンと思わぬ再会を果たしたのです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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