ヨークシンシティでの再会を約束し、2人と別れたゴンとキルア。2人は格闘施設の天空闘技場に向かいました。天空闘技場とは、地上251階、991メートルという高さを誇るタワーです。ここには1日約4千人が集まり、勝負に勝てばファイトマネーを貰ええます。上に階にいくほどファイトマネーは高くなり、観客の間では賭けも行われています。
参加者はまず1階から挑戦していく仕組みです。ゴンとキルアは最上階を目指して順調に進んでいました。200階までは抽選で対戦相手が決まり、勝てばクラスが上がります。そしてファイトマネーもそれに比例して上がる仕組みでした。そして200階近くで、心源流拳法師範代のウイングとその弟子ズシに出会います。ウイングは見た目は温厚な青年です。しかし2人はズシの強さを見て、イルミと共通点があることに気づきました。そして2人が念能力者であることを知り、ウイングから念能力について教わることとなります。
念とは、生命エネルギーを扱う能力の事。戦闘だけでなく、芸術などさまざまな分野で用いられています。
この念能力を覚えるにはいくつかの課程がありました。ウイングはまず「燃」を教えます。しかしこれが嘘であると、キルアは見抜きます。これは念を使うにはまず心が必要だとウイングが考えていたからです。ウイングはまず、2人の念能力者としての資質を試したのでした。
念能力の修業は本来ゆっくりと進められます。しかし時間がないため、ウイングは強引にゴンとキルアを念能力者として目覚めることにしました。そして第一段階の「纏」をすぐに修得した2人。その呑み込みの早さにウイングは驚きを隠せません。
そして念を教わってから最初の試合。ゴンとキルアと念能力の使用を禁止されます。しかしその約束を破り、ゴンは念能力を使用。その結果、対戦相手に一方的に攻撃され、敗退してしまいます。
試合後、ウイングはゴンを本気で叱り、念の修業を中断することとなりました。
そのころ天空闘技場にはヒソカもやってきました。ヒソカはカストロという相手と対戦。カストロは以前ヒソカと戦ったことのある相手でした。カストロは、フロアマスターに近い実力を持つとされています。以前は敗れたものの、カストロは念能力を進化させ分身を身に付けており、ヒソカを苦しめます。
しかし最後にはヒソカに「それは容量の無駄遣い」といわれ、ヒソカの勝ちで戦いは終わります。
ゴンは修行を再開。念は最初に習った「纏」だけではなく、疲労回復に使用する「絶(ゼツ)」、多くのオーラを生み出す「練(レン)」、オーラを自在に操れる「発(ハツ)」があります。この4つは四大行と呼ばれていました。さらに発には6つの系統があることが説明されます。この他、念に関する基礎的なことや戦い方を教わるゴンとキルア。
そしてゴンと出会ったヒソカは、「1回でも勝てば相手をする」と伝えました。ゴンとキルアとヒソカの戦い方をビデオでチェックします。そして念を使った戦い方を学びました。
2人はすぐにズシを抜き、戦闘に挑みます。そしてゴンは一度は負けたギド相手に勝利を収めました。しかしギド一行がズシを人質に取り、2人にわざと負けるよう要求しました。この行為にキルアが激怒。彼らを脅すことで戦意を喪失すると、ゴンとキルアは戦いで勝利を収めます。
そしてゴンとヒソカの戦いが実現しました。ゴンは苦戦を強いられるものの、ヒソカの顔面にこぶしでお見舞いすることに成功します。そして試験のナンバープレートを返しました。
しかしその後は、ヒソカの念能力「伸縮自在の愛(バンジーガム)」によって、手も足も出ずにやられてしまいます。そして審判が止めに入り、結果はヒソカのTKO勝ちとなりました。天空闘技場はルールがあるため、殺されることはなかったゴン。そんなゴンにヒソカは「次はルールなしの世界でやろう」と告げます。この言葉を機に一層修行に励む2人。
そして2人は当初の目的を果たし、いったんゴンの故郷であるくじら島に帰ることにしました。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事