警察官を志す高校生パク・セロイは、父パク・ソンヨルと2人で暮らしていました。ある日セロイは、クラスメイトをいじめていたチャン・グンウォンを殴ってしまいます。グンウォンの父親はソンヨルが務める大手飲食会社のチャン会長であり、怒りを買ったセロイは退学させられ、ソンヨルも退職することに。さらにソンヨルはグンウォンの起こしたひき逃げ事故で亡くなり、セロイは犯人のグンウォンに暴行して殺人未遂で逮捕されてしまいます。
それから3年。刑期を終えて出所したセロイは梨泰院に自分の店を開くことを決めますが、そこでもまた、自分の人生を狂わせたチャン会長が立ちはだかるのでした。
本作の主人公。強い正義感持つ好青年です。しかし、クラスメイトをいじめていたグンウォンを殴ったことから高校退学に追い込まれ、殺人未遂の罪で逮捕されてしまいました。刑務所を出所した後は肉体労働で資金を貯めて居酒屋「タンバム」を経営し、世の中の不公平やチャン家への復讐を誓います。
<パク・ソジュンについて>
本名はパク・ヨンギュ。2014年、『魔女の恋愛』でヒロインに一途に思いを寄せる年下男子ドンハを演じブレイクします。以降、主演するラブコメドラマがヒットし続け“ラブコメの神”と呼ばれるように。韓国ではその親しみやすさから“国民の男友達(ナムサチン)”とも呼ばれています。
<パク・ソジュンの主な出演作品>
パラサイト 半地下の家族(ミンヒョク役/2019年)
ミッドナイト・ランナー(パク・ギジュン訳/2018年)
セロイが経営する居酒屋ダンバムのマネージャー。IQ162を持つ天才かつSNSで活躍するインフルエンサーですが、一方で人に関心を持てないソシオパスでもあります。エリートとして生きていくことを、母親からは期待されていました。しかしセロイと出会って人生観が大きく変わり、名門大学入学をやめタンバムのマネージャーになります。
<キム・ダミについて>
大学4年の時、履歴書を携えて芸能事務所めぐりをしていた際に、映画『The Witch/魔女』のオーディションで1500倍の倍率を勝ち抜き、俳優として歩み始めて最初の仕事が319万人を動員するヒット映画の主演という幸運の持ち主。各映画祭の新人賞を総なめにした“魔女”の役柄と相まって韓国では“怪物新人”と呼ばれています。
<キム・ダミの主な出演作品>
マリオット 私が殺された日(ユ・ミナ役/2018年)
The Witch/魔女~第1部 転覆~(ク・ジャユン役/2018年)
大手外食会社の会長。「弱肉強食」をモットーとする過度な権威主義者であり、自分の息子を殴ったパクとその父親であるソンヨルを追い詰め、2人の人生を狂わせました。刑務所から出所してきたセロイが居酒屋を開き、自分への復讐を企てていることを感じ取り、自らが持つ金と権力を使って再び追い詰めようと画策します。
<ユ・ジェミョンについて>
数々のヒット作、話題作に出演。近年の出演数は膨大で、韓国ドラマファンなら必ず見たことがある名脇役です。また、演じるキャラクターを選ばない演技力から“カメレオン俳優”とも呼ばれています。
<ユ・ジェミョンの主な出演作品>
花郎<ファラン>(パオ役/2016年)
ライフ(ユ・ジェミョン役/2018年)
チャン家の長男でセロイの元同級生。父から受けた教育により権力を振りかざす、ワガママで傲慢な性格の青年に育っています。高校時代にいじめをしていたところセロイから殴られ、彼との間に因縁が生まれました。セロイの父ソンヨルを交通事故で死なせてしまいますが、チャン会長の権力によって逮捕を免れます。
<アン・ボヒョンについて>
韓国ドラマ『太陽の末裔』でソン・ジュンギ、チン・グと共に精鋭特殊部隊の5人のうちの1人を熱演し、注目を浴びました。体育高校出身で、アマチュアボクシング大会に出場するほどのスポーツマンでした。その後、モデル科に進学し芸能界へ進みます。
<アン・ボヒョンの主な出演作品>
ヒヤ(ジンサン役/2016年)
デッドエンドの思い出(テギュ役/2019年)
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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