幼い頃に宇宙海賊「ラヴェジャーズ」に誘拐され育てられたクイルは、惑星モラグに保管されていた「オーブ」を盗み出します。
クリー帝国のロナンは、自国がザンダー星と平和条約を結んだことに納得がいかず、オーブをサノスに渡す代わりにザンダー星を破壊してもらう約束をしていました。そのためロナンは、サノスの娘であるガモーラとネヴュラにクイルの追跡とオーブ奪還を命じます。
また、ラヴェジャーズのリーダー・ヨンドゥもオーブを狙っており、横取りしたクイルに懸賞金をかけて部下へ生け捕りを命じました。こうしてクイルは、オーブを巡る争いに巻き込まれていくことになるのです。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は最新技術を使った映像表現はもちろん、魅力的な70年代・80年代の「懐メロ」を取り入れた楽曲にも大きな注目が集まりました。クイルの宝物である「最強ミックステープVol.1」は実際に発売され、「Billboard200」(アメリカ合衆国の週刊誌「ビルボード」に掲載されている売り上げ上位200位のアルバムとEPの人気チャート)で1位を取る程の人気を博しています。
ブルース・ウェイドの名曲「Hooked on a Feeling(ウガ・チャカ)」をはじめ、「母の愛」をテーマに盛り込まれた楽曲を楽しみましょう。
ガーディアンズはソヴリン星の動力源「アニュラス電池」を食べるモンスター退治を依頼され、報酬として捕らわれていたネヴュラを受け取ります。しかし手クセの悪いロケットがアニュラス電池を盗んでしまい、ガーディアンズはソブリン星の代表アイーシャから追われることに。
そして追手から逃げる際に船体が大きなダメージを追ったため、ガーディアンズはとある星に不時着しました。そこで今後について話し合っていると謎の宇宙船が着陸し、中から謎の男性と若い女性が降りてきまます。男は自らを「エゴ」と名乗り、「自分はクイルの父親」だと告げたのでした。
本作でソブリン星の代表を演じたのは、モデルのようにすらりと伸びた長身と美貌を持つ女優のエリザベス・デビッキです。ソヴリンの指導者であり自分たち以外の全てを見下しているアイーシャは、全身が金色でとても神々しい印象を与えます。デビッキはアイーシャの持つ高貴な雰囲気を見事に演じているのです。
アイーシャが続編にも出演するか否かは2020年10月段階でハッキリとしていませんが、デビッキ本人はやる気を見せていると言われています。次回作を楽しみに待ちましょう!
ニューヨーク決戦でロキが地球にもたらしたセプターの杖は人の心を操る力を持つため、秘密結社ヒドラの残党ストラッカーが持ち出し、ソコヴィアで人体実験を始めます。そのことを知ったアベンジャーズは再び集結し、ソコヴィアの研究所に乗り込みました。杖の奪還は果たしましたが、トニーは強化人間のスカーレット・ウィッチによって、仲間が全滅する幻覚を見せられます。
持ち帰った杖を分析すると、人工知能と思われるものがあることが判明。トニーはこれを人工知能による平和維持を目的とした「ウルトロン計画」に活用できると考えます。
本作では、ソコヴィアの研究所における人体実験で生み出された強化人間として、クイックシルバー(ピエトロ)とスカーレット・ウィッチ(ワンダ)が登場します。そしてクイックシルバーは、マーベルの大人気シリーズ『X-MEN』にも登場するミュータントと同じだとして、話題になりました。
ちなみにコミック原作におけるクイックシルバーはマグニートーの息子という設定ですが、本作では普通の人間が人体実験によって特殊能力を得た設定になっています。
窃盗罪で服役していたスコット・ラングは、刑期を終えて出所したところです。彼は再スタートを切ろうとしますが、前科がバレて職場をクビになり、前妻との娘キャシーには養育費を払えないため面会拒否されました。
やむを得ず再び窃盗を始めたスコットは、侵入した屋敷で謎のヘルメットとスーツを見つけます。試しに着ると彼の身体はみるみる小さくなり、ネズミに襲われるなど散々な目に。
スーツを持っていてもロクなことが無いと屋敷へ返却に行ったところ、そこには警察がまっていました。再び刑務所に戻ったスコット。しかし突然謎の老人が現れ、「君がやり直す最後の機会だ」と告げます。
スコットが一緒に盗みを働くチームのメンバーは皆個性豊かですが、その中でも人気が高いのが、昔からの窃盗団仲間であるルイスです。彼は明るく陽気ですがとても早口で、興奮すると関係ない話も混ざって全然要点が分からなくなってしまいます。
住む場所のないスコットに部屋を提供してあげる気の良い人物であり、コミカルでなんだか憎めない魅力的なキャラクターです。スコットとルイスのトークシーンは、クスッと笑えて癒されること間違いなしでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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