本作の主人公。体格に恵まれず喘息持ちであったことから軍への入隊ができませんでしたが、スーパーソルジャー計画の被験者となることで強靭な肉体を手に入れます。超人的な身体能力だけでなく非常に強い愛国心と正義感を武器に戦う「キャプテン・アメリカ」として、アメリカを守る戦いを続けるヒーローです。
<クリス・エヴァンスの主な出演作品>
セルラー(ライアン役/2004年)
ファンタスティック・フォー(ジョニー・ストーム役/2005年)
ナチスの組織「ヒドラ」のリーダーで研究責任者。キャプテン・アメリカと同様に血清を身体に投与することで、超人的な力を持つ怪人「レッドスカル」になります。しかし投与した血清が未完成だったことから、頭髪が抜け落ちてしまい真っ赤な頭部を持つ、恐ろしい形相に変化してしまいました。
<ヒューゴ・ウィーヴィングの主な出演作品>
マトリックス(エージェント・スミス役/1999年)
リトルフィッシュ(ライオネル役/2005年)
SSR(戦略科学予備軍)の士官であり、スティーブの上官。スティーブを支えていく中で彼の魅力に惹かれていきます。スティーブが入隊したころからその誠実さを理解しており、血清を打たれて超人的な肉体を手にした瞬間にも立ち会いました。冷静かつ聡明な女性ですが、スティーブが他の女性とキスした際にはやきもちを焼くなど女性らしい一面ものぞかせます。
<ヘイリー・アトウェルの主な出演作品>
ある公爵夫人の生涯(エリザベス・“ベス”・フォスター役/2008年)
カセットテープ・ダイアリーズ(ミス・グレイ役/2019年)
陸軍兵士でスティーブの親友。身体の弱いスティーブのことを常に気にかけ、支えてきました。スティーブよりも先に陸軍へ入隊し、戦場でヒドラによって捕虜とされてしまいます。スティーブによってヒドラから救出され、彼の部隊に参加しますが、作戦中に列車から落ち、行方不明に。
<セバスチャン・スタンの主な出演作品>
オデッセイ(クリス・ベック博士役/2015年)
アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(ジェフ・ギルーリー役/2017年)
本作は、記念すべきファースト・アベンジャーであるキャプテン・アメリカの誕生を描いた作品です。MCUにおける時系列の中では最初となる本作では、アベンジャーズのリーダー的存在であるキャプテン・アメリカがまだ貧弱だった頃から丁寧に描かれています。また、1942年に生まれたヒーローが現代で活躍するにいたった過程など、アベンジャーズを楽しむうえでは知っておくべき要素が詰まっているのです。
本作のヒロインであるペギーは、影の主役と言っても良いくらい作品内で強い印象を与えてくれます。聡明で意志が強く、腕も立つペギーはただのヒロインではなく、スティーブのことを常に支え続ける存在です。一方でスティーブにやきもちを焼いたり、赤いドレスを着てスティーブを誘おうとしたりするなど、普段の彼女からは想像できない可愛らしい一面も見せてくれます。
『キャプテン・アメリカ』といえば、レトロとも言えるコスチュームが特徴の1つでしょう。第2次世界大戦中に創り出されたキャプテン・アメリカのコスチュームは、うっかりすると現代人には「ダサい」との印象を与えかねません。しかし本作ではそれを見事に現代風にアレンジし、現代の人が見てもカッコよく作り上げているのです。スティーブの美しい肉体にバッチリ映えるコスチュームは、本作の見どころポイントと言えるでしょう。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事