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2024.04.23更新

スペイン人気ドラマ『ペーパー・ハウス』全シーズンあらすじ・主要キャラクターまとめ(ネタバレあり)

2017年からスペインを舞台に放送されているう、スペイン造幣局に押し入った8人の強盗団の姿を描いた人気ドラマ『ペーパー・ハウス』。第46回国際エミー賞では最優秀ドラマ・シリーズを受賞するなど高い評価を得ている本作の全シーズンのあらすじと主要キャストをご紹介!

『ペーパー・ハウス』シーズン2 前半 あらすじ

『ペーパー・ハウス』シーズン2 1話〜5話

強盗団の隠れ家が発見され捜査が進む中、ラケルに同行していた教授は焦ります。次々と発見される強盗計画の証拠。しかしラケルは隠れ家に不審なものを感じます。実は隠れ家は事件前に教授が無関係の人間の持ち物を置き、捜査のかく乱を狙った偽の隠れ家だったのです。

造幣局内では教授に連絡がとれない不安感から、仲間たちは対立。教授を信じて待つベルリン派と自分たちで何とかしようとするトーキョー派に分かれます。銃で脅してベルリンを拘束、「チェルノブイリ作戦」とは何かを聞き出そうとします。

しかし他のメンバーがベルリンを助けます。この事件で仲間たちの関係にさらに亀裂が入りました。

トーキョーがベルリンの画策によって警察に逮捕され、ラケルが尋問を担当します。恋人リオの減刑や司法取引を持ちかけられますが悩みます。

造幣局ではトーキョーの逮捕に激昂したリオをベルリンが麻酔で眠らせます。ベルリンの非情なふるまいを見たナイロビは自分がリーダーになると宣言します。

しばらくして教授にやっと連絡がつき、ナイロビはこれまでのことを事細かに報告します。そしてベルリンは仲間にチェルノブイリ作戦について打ち明けます。それは風船に大量の紙幣を入れて飛ばし、上空で風船を割るというもの。当然、現金が空から降ってくるため人々は現金に群がります。その混乱に乗じて脱出するという計画でした。

一度脱出に失敗している造幣局長のアルトゥーロがまた人質たちと脱出計画を練っています。しかし、計画は露見。アルトゥーロは体中に爆弾を巻きつけられる羽目になってしまいました。

その頃、警察は教授を疑って指紋採取までしていたアンヘロが交通事故の昏睡状態から目覚めたという情報を流します。実際にはアンヘロはまだ回復しておらず、狙われることを想定して別の病室に移されていました。アンヘロが生きていたら教授は絶体絶命です。教授は真偽を確かめるため、ピエロに変装して病院に入りこみます。そして病室には警察が待ち伏せしていることを知ります。

その後教授と食事をしていたラケルは、教授の服にピエロの髪がついていたことで彼が犯人だと気付き、銃をつきつけて隠れ家に連れていきます。

その頃、ベルリンは残った人質たちにトンネル掘りをするよう命じていました。

『ペーパー・ハウス』シーズン2 後半 あらすじ

『ペーパー・ハウス』シーズン2 6話〜9話

隠れ家に連れていかれ、ラケルの尋問を受ける教授。強盗計画に関しては認めますが、ラケルへの気持ちはウソではないと言います。騙されていたことで傷ついているラケルは教授の言葉を信じません。

そのころ裁判所に移送中のトーキョーを救うために教授の仲間がやってきます。解放されたトーキョーは、警官の服を着てバイクで造幣局へと向かいます。造幣局周辺は警官が見張っており、中に入るのは困難な状況です。トーキョーはリオたちの援護でやっと中に入れました。しかしこの銃撃戦でモスクワが重症を負ってしまいました。

ラケルは教授に銃を向けつつも撃てずに、そのまま逃がしてしまいます。そのまま捜査本部に戻りますが、ラケルと教授の関係は全員の知るところとなり立場が悪くなるラケル。

撃たれたモスクワは医者の治療が必要です。ベルリンが警察と交渉しますが、投降することが条件でした。もう刑務所には戻りたくないモスクワ。

「医者は手配する」という教授の言葉に、デンバーとリオは懸命に脱出用の穴を掘り、出口側の穴も教授がセルビア人を使って掘っていきます。

トーキョーは瀕死のモスクワの傍で彼を励まし続けます。しかしモスクワは息子のデンバーに「愛している」と告げ亡くなりました。

ラケルは教授の作業場に向かい、教授に銃をつきつけますが、セルビア人たちの援護で逆に拘束されてしまいます。しかし教授はラケルをそのまま帰すのでした。

やっと金庫室から作業場へのトンネルが開通しました。大量の紙幣を運ぶ強盗団たち。

ラケルは密かに目覚めたアンヘロの病室を訪ねますが、すぐに警察が来てラケルは連行されてしまいます。

紙幣を運び終えた頃、特殊部隊が造幣局に突入。強盗団は人質を残し、地下の金庫室の穴から脱出します。ベルリンは「最後の砦になる」と言って造幣局に残ることを決意。言葉通り、ベルリンは仲間を守るため一人で特殊部隊と闘い命を落とします。

ラケルは情報局に娘の親権と引き換えに教授の作業場を教えるよう迫られ、住所を教えます。すぐに警察が作業場にいきますが、もぬけの殻。実は数分前に教授と強盗団たちは脱出していたのです。

事件から1年後。警察をやめたラケルが教授から贈られた絵葉書を眺めていると、そこにある場所の緯度と経度が記されているのを見つけます。訪ねてみるとアジアらしい海辺の街のカフェに教授が座っていました。見つめ合い、微笑みをかわす二人が映り幕が下ります。