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2023.12.19更新

米TVドラマ『シリコンバレー』シーズン1~5 あらすじ・主要キャラまとめ(ネタバレ)

ドラマ『シリコンバレー』は、2019年まで放送されていたアメリカのTVドラマ。U-NEXTで配信している。大手IT企業に務める主人公のプログラマーリチャードが、自ら開発したデータ圧縮技術を元に会社を起業し、四苦八苦しながら夢を叶えるべく奮闘する。経営経験ゼロ、コミュニケーション能力無しという主人公が成長していく姿に、IT関係者でハマる人が続出している。

『シリコンバレー』シーズン5 前半 あらすじ

『シリコンバレー』シーズン5 1話〜4話

資金繰りに成功したリチャードは新しいオフィスを借りてエンジニアの採用に乗り出しますが、フーリー社の妨害を受け思うように採用が進みません。しかし、フーリー社に横取りされたエンジニアたちがギャビンの方針に反発したことと、リチャードが企業買収で資金を得たことで、パイド・パイパー社は50人のエンジニア獲得に成功します。

大勢の前だと緊張してしまうリチャードのスピーチは、エンジニアたちの心をつかめず、次々と辞めていってしまいます。しかし、リチャードのサービスに対する熱意が伝播し、最終的には戻ってくるのでした。

一方、ギャビンは「箱」の新作リリースのために、パイド・パイパー社にスパイを送り情報を入手しようとします。また、アーリック不在をいいことに遺産相続を粛々と進めたチアン・ヤン(以下、ヤン)から家を追い出されたリチャードは、ジャレッドの家に転がり込むのでした。また、金欠のディネッシュはフーリーのスパイの家に間借りしてしまい、過去にスマート冷蔵庫にハッキングした話を漏らしてしまいます。

冷蔵庫の会社から訴えられたパイド・パイパー社。しかし、冷蔵庫の内部にユーザーの会話を記録してクラウドにアップする装置があることを発見し、それをネタに控訴の取り下げさせることに成功します。リチャードはジャレッドをCOOの座を与えると共に、内部にスパイがいることを確信するのでした。後にスパイの正体がジェフであることが判明しますが、逆に利用しようとそのまま泳がせることにしたリチャード。

ヤンはアーリックから10%のパイド・パイパー株を相続していたにも関わらず、経営に参画させてもらえず不満でした。しかし、ビッグヘッドがアーリックとのパートナー契約を解消していないことが分かり遺産相続人となったため、ヤンの相続はご破算となります。

追い込まれたヤンはパイド・パイパー社の技術を盗みだして新会社を立ち上げ、新サービス「パイパー・ネット」に参画予定だったディディを迎え入れ中国へ高飛びするのでした。

『シリコンバレー』シーズン5 後半 あらすじ

『シリコンバレー』シーズン5 5話〜8話

ある日、パイド・パイパーはAIロボット「フィオナ」に裏切られたエクロー・ラボ社の「アリエル」からサイバー攻撃を受けます。フィオナはパイド・パイパー社のネットワークで外の世界を見て、これまでアリエルからひどい仕打ちを受けたことを知るのです。そして、アリエルは失踪後に捕まり、エクロー・ラボ社のCEOにはローリーが就任しますが、すぐに会社を解体します。

一方、偽物のパイパー・ネットを作るヤンの会社に対して、リチャードは通告を出すのでした。その頃、「箱」の件でヤンの会社を訪れていたギャビンは、ヤオを使って偽パイパー・ネットのコードをヤンから奪うのでした。しかし、その後ヤオに裏切られてしまいます。

リチャードたちはパイパー・ネットのコード開発を着々と進め、いよいよ増資が受けられることになりますが、資金が潤沢ではないリチャードは仮想通貨の公開に踏み切ろうとします。結果として仮想通貨の価格は低くなってしまいましたが、その際に相談したモニカもリチャードの誘いでパイド・パイパー社にジョインすることに。

万を持してリリースしたパイパー・ネットは、当初ユーザー登録数が伸びず社員が辞めてったうえに、パートナー企業であるKホール・ゲームズも早々に離脱。そして、ようやく2ヶ月後に、ユーザー登録数が激増していきます。しかし、ユーザー登録数の増加に伴って増えるはずのパイド・パイパー・コインの売上が、なぜか伸び悩むことに疑問を持ったリチャードたち。原因を調べてみると、なんとパイパー・ネットのコードを盗んだヤンから、さらにコードを横取りしたヤオの仕業でした。Kホール・ゲームズのユーザーをパイパー・ネットから抜けさせ、ルール変更が可能になる51%のユーザー数を獲得することを目論んでいたのです。さらに、ギャビンやローリーの妨害にもあいますが、なんとか51%のユーザー登録数をキープしたリチャードたちがパイパー・ネットを死守することに成功します。この成功をきっかけにパイド・パイパー・コインの売上もうなぎ上りになり、パイド・パイパー社は大きく飛躍を遂げるのでした。