パイパー・チャットが絶好調のパイド・パイパー社でしたが、DEUのサクラ事件が原因でベンチャーキャピタルからの出資獲得が困難となり、経営状態が悪化していました。そこで、リチャードはラスに出資を募ります。そして、リチャードのP2Pの新しいインターネットサービスに対して、出資を約束してくれるのでした。リチャードはディネシュとギルフォイルに新会社パイパー・チャット社を立ち上げさせた後、退社。自らも、新しいインターネットサービスを作るために、パイド・パイパー社という新会社を立ち上げます。
登録数を伸ばすバイパーチャットでしたが利用規約が違法であることが発覚し、ディネシュは21億ドルの罰金を支払うことに。一方、ジャックを左遷したギャビンは、バイパーチャットで彼が悪巧みをしている情報を掴み、ディネシュからバイパーチャットを取り上げるのでした。しかし、バイパーチャット負債を抱えたことを知らず、ギャビンはフーリーのCEOを解任され、ジャックが後任となります。
新しいインターネットサービスを作るためリチャードは、モニカに頼んでピーターの遺品を見せてもらうことに。そして、自分のサービスがイケていることを確認するのでした。しかし、サービスを実現するために不可欠な特許があり、それを持っているのがギャビンであることを知り愕然とします。そして、リチャードは特許の件で話をするためギャビンを訪ねるのでした。
早速新しいサービスをメディアで発表するべきだと言うギャビンに対し、リチャードは反発します。その後、ギャビンはブライスに騙されてショックを受け、ビジネスを立ち上げるどころではなくなってしまうのでした。その状況を不憫に思ったリチャードは、新サービスの構想をメディアで発表。しかし、結局ショックから立ち直れなかったギャビンは、特許をリチャードに譲った末、一人旅に出てしまいます。
一方、ラビーガで働いていたローリーは、エドの裏切りもありモニカを誘って新会社を設立するのでした。
資金集めに苦労するリチャードでしたが、アーリックの手腕によりFGIという会社にまだできていない新サービスの販売を取り付けます。FGIのCEOはかつてテッククランチで彼女を寝取ったアーリックに殴りかかってきた「ダン・メルチャー(以下、ダン)」でした。
一方、ローリーの新会社「ブリーム&ホール」で、VRのエンジニアに出資すると約束したアーリックは、なんと強引に社員にしてもらいます。
特許侵害のトラブルに巻き込まれたリチャードはなんとかこれを回避しますが、資金繰りがいよいよ厳しくなってくるのでした。FGIから預かっているデータ量が増えたことにより、レンタルサーバーの費用がまかなえなくなる状況に。そこで、資金獲得のためパイド・パイパー社を売却する話も持ち上がりますが、ポイ捨てされるリスクが高いという話をモニカから聞いたリチャードは契約を断ります。しかし、一瞬お金持ちになりかけたアーリックは、ショックでチベットへ旅に出るのでした。
ブリーム&ホールから更なる出資を受けるためには、ネット上でデータを分散する機能の実装が必須でした。そこで、リチャードはユーザーのスマホにFGIのデータを分散させる方法を思いつきます。それはイベントに来場したユーザーにダミーアプリをダウンロードさせるという方法でした。なんとか。FGIのデータをスマホに分散させることには成功します。しかし、その後行われたフーリー社のVRデモの際、会場内のフーリーフォンが発火するという事態に。そして、そのすべてにデータ分散アプリがインストールされていました。リチャードはその事実を黙っており、ジャックはフーリーフォンをすべてリコールすると宣言。中国の工場に赴き交渉しますが。工員たちの反発をくらい監禁されてしまうのでした。その後、ギャビンが無事ジャックを救出し、CEOに返り咲きます。
一方、フーリーフォンがリコールされると分散されたデータが消滅してしまうため、他の保存先を探すリチャード。最終的には、スマート冷蔵庫にたまたまデータが保存されることで難を逃れます。そして、これをきっかけにリチャードの新サービスの仮説が証明され、市場の席捲を目論むのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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