本作の主人公。徐々にボニーに遊ばれなくなっていき、自分の存在理由について悩むようになりました。それでもオモチャとしてボニーの幸せを願う気持ちはホンモノであり、ボニーが大切にしているフォーキーを励まし、オモチャの使命を教えます。逃げたフォーキーを追いかけた先で仲間ボー・ピ―プと再会し、ウッディは新しい道を意識し始めることに。
<トム・ハンクスの主な出演作品>
キャスト・アウェイ(チャック・ノーランド役/2000年)
ターミナル(ビクター・ナボルスキー役/2004年)
アンティークショップ「セカンド・チャンス・アンティーク」に飾られている少女の人形。ウッディと同様に背中のヒモを引くことで発声する仕掛けを持っていますが、最初から発声器が壊れているため子ども達から好かれず、1度も子どもと遊んだことがありません。ウッディが持つ発声器に目を付け、フォーキーを利用して彼を捕まえようとします。
<クリスティーナ・ヘンドリックスの主な出演作品>
ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船(ザリーナ役/2014年)
アガサ・クリスティー ねじれた家(ブレンダ・レオニデス役/2017年)
内気なボニーが幼稚園で友達代わりに作った、使い捨てフォークの人形。元々使い捨てフォークだったからか自分のことをゴミだと思っており、スキを見ては、自らをゴミ箱などに捨てようとしていました。ボニーの元から脱走しますが、ウッディからオモチャの使命を学び、彼女の元へ戻りたいと思うようになります。
<トニー・ヘイルの主な出演作品>
インフォーマント!(ジェームズ・エプステイン役/2009年)
エージェント・ウルトラ(ペティ・ダグラス役/2015年)
美しい羊飼いの姿をした女性の陶器人形。ウッディ達がアンディの元にいた時代に、別の男性に引き渡されてウッディ達とは離れ離れになっていました。フォーキーを追いかけてきたウッディと移動遊園地にて再開し、ウッディに外の世界に行きる選択肢を教えます。ウッディ達と離れている間に、非常にたくましい女性に変っていました。
<アニー・ポッツの主な出演作品>
ゴーストバスターズ2(ジャニーン・メルニッツ役/1989年)
ラスト・ショー2(カーラ・ジャクソン役/1990年)
本作で描かれているのは、オモチャ達の「第2の人生」についてです。これまでのウッディは、持ち主は変わったとしても人間と共に生きていくことこそがオモチャの幸せだと、信じて疑いませんでした。しかしたくましく生きているボー・ピープと再会することで、外の世界で人間に頼らない幸せを探すことを考えるようになるのです。最期にウッディが出した答えは、ディズニー映画が出した新しい答えの1つであるとも言えるでしょう。
本作でウッディは、かつての仲間であった羊飼いの陶器人形ボー・ピープと再会します。彼女は前作『トイ・ストーリー3』では登場しませんでしたから、実に20年ぶりの再登場になるのです。前作で会えず寂しい思いをしたファンからすれば、非常に嬉しい展開でしょう。ボー・ピープはウッディ達と別れた後の辛い人生や、それでもたくましく生きてきたことをウッディに教え、彼の人生に新たな選択肢を提示します。
『トイ・ストーリー』シリーズの見どころと言えば、間違いなくその映像美です。本作では最新の技術を活用して、最高に綺麗で繊細な映像を私たちに見せてくれます。プロローグの大雨や移動遊園地の情景は圧巻で、「セカンド・チャンス・アンティーク」の少し不気味だけど美しい雰囲気は見る者を引き込んでいく力を持ってます。最高の映像美が重厚なストーリーと掛け合わさって、本作にしか出せない魅力を醸し出しているのです。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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