フォックスリバー脱獄後、国外逃亡に成功したマイケルとリンカーン。しかし、リンカーンを罠にはめた「カンパニー」という組織の策略により、マイケルはパナマで最悪と言われているSONA刑務所へ投獄されてしまいます。
逮捕されたティーバッグとベリック。そしてマイケルを追ってパナマ入りしているところを収監されたマホーン。いわば顔見知りの敵同士がSONA刑務所へ集まってしまったのです。
刑務所を脱走しようとしていた囚人があっけなく射殺される様子を見て、マイケルは脱獄計画を思案していました。そんなときに刑務所へカンパニーからの使いがやってきて、刑務所に収監されている「ジェームズ・ウィスラー」という囚人を脱獄させてほしいという依頼をうけます。LJとサラが人質にとられていることをリンカーンから聞かされ、やむなくウィスラーの脱獄を決意するのでした。
一方、兄リンカーンとスクレは、マイケルの脱獄に協力するために行動を開始します。カンパニーに人質となっているLJとサラを救い出そうとしますが、工作員グレッチェンがサラの生首をリンカーンに送りつけたことで人質救出を断念します。リンカーンはマイケルが逆上して脱獄計画を中止しないように、サラの死を隠すことにしたのです。
ウィスラーを脱獄させる理由。それはウィスラーが持っていた鳥類図鑑に記されていた「座標」でした。ウィスラーの恋人ソフィアもまた、人質として囚われることになるのです。
ウィスラー脱獄計画は難航を極めます。マイケルにサラが死んだことがバレてしまいますが、残ったLJのために脱獄計画の続行を決意します。マイケルとウィスラー、そしてマホーンとベリック、ティーバッグとルチェロ。この6人に囚人の少年マクグレディを含めた7人で脱獄することになりました。
マイケルは地下道から穴を掘って外に出る計画を立てていました。しかし、外に出てもサーチライトで見つかってしまうため、外にいるリンカーンに、刑務所の停電を依頼します。
リンカーンはSONAへ電気を供給している電柱へバスジャックで手に入れたバスを激突させます。停電が起こり、我先にと穴から出るルチェロ、ティーバッグ、ベリックの3人。しかし、すぐに刑務所の自家発電が作動し3人は捕まってしまいます。しかもルチェロは銃撃をうけて重症を負いました。3人が捕まっている間に、マイケルとウィスラー、マホーンとマクグレディが脱走に成功します。
マクグレディの父親の協力もあり、SONAの追手から逃げることに成功します。しかし、協力していたスクレが逮捕されてSONAへ収監されてしまいました。マイケルたちはマクグレディ親子と別れて人質交換に臨みます。
しかし、リンカーンが父親を殺したマホーンに対して銃口を突きつけ、その隙にウィスラーに逃げられてしまいます。ウィスラーを探すマイケルたち。マホーンも逃げてしまいました。
ウィスラーは公衆電話からグレッチェンに連絡をとろうとしていましたがマイケルたちに見つかります。マイケルは人質交換の場所を美術館に指定しました。美術館は防犯のため金属探知機を通らなければ入館できません。グレッチェンたちに銃で脅されて取引中止されないための場所指定だったのです。
美術館の奥の部屋でウィスラーとLJ、そしてソフィアの人質交換が行なわれます。マイケルは外に出てしまうとグレッチェンの手下に銃撃されると考え、美術品が入っているケースを割りました。
美術館では警報が鳴らされ、一般客に紛れて逃げ出すことに成功します。グレッチェンとウィスラーも出ようとしますが、ウィスラーが警官に捕まってしまいます。ウィスターのポケットには美術館から持ち出し禁止のおもちゃが入っていたのです。
グレッチェンが警官に向けて発砲し、その流れ弾がソフィアに命中。一命を取り留めたソフィアはマイケルにウィスラーの部屋にあったジュラルミンケースのことを話します。ケースに入っていたのは「ジェイソン」という見知らぬ男性のことが書かれていたファイルでした。
リンカーンは人質も戻って自由になれたんだから一緒に逃げようと諭します。しかし、マイケルはカンパニーへの復讐を誓っていました。マイケルの鋭い眼光とともにシーズン3は幕を下ろします。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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