マイケルはウィスラーとグレッチェンを探していました。あるパーティー会場で、マホーンが運転する車から降りてきた2人を発見します。グレッチェンの口から「サラが生きている」という事実を聞かされ、呆然としていた隙に逃げられてしまいます。マイケルはマホーンに連絡をとり、2人と一緒にいる目的を問いただすのでした。
マホーンはウィスラーと組んでカンパニーに復讐しようとしていました。マホーンとウィスラーは、カンパニーの秘密が隠されている「スキュラ」というデータカードを盗むために協力してほしいと告げます。
ウィスラーが脱獄の際に落としてしまった鳥類図鑑に、スキュラの隠し場所を示すキーワードが書かれていたことも伝えました。しかし、マイケルは協力できないと断ってしまいます。カンパニーの工作員にウィスラーが射殺され、その後マホーンの子供も殺されてしまうのでした。
マイケルはパナマに残ったリンカーンから、SONAで暴動が発生し、それに乗じてティーバッグとスクレ、そしてベリックが逃亡したことを電話で聞かされました。
脱走後、ティーバッグは拾ったウィスラーの鳥類図鑑に書かれていた暗号を辿ってサンディエゴに向かいます。ウィスラーの隠れ家で「コール・ファイファー」という人物になりすましてスキュラを探す、という内容の資料を見つけました。スキュラのことを知らないティーバッグは、金になると感じ、コール・ファイファーとして商社にもぐりこみます。
スクレは生まれたばかりの子供に会うため、アメリカの病院に来ていましたが警察に捕まってしまいます。一緒に病院に来ていたベリックも逮捕されました。マイケルも逮捕されてしまいます。パナマにいるはずのリンカーンも殺人容疑で捕まっていました。
取調室にDHS(国土安全保障局)のドナルド・セルフ捜査官が現れます。セルフが所属するDHSではカンパニーの壊滅を狙っていました。セルフからスキュラを盗めば、リンカーンやスクレ、マイケルの罪を帳消しにすると約束したのです。マイケルの新しい戦いがはじまるのでした。
チームはスキュラを盗むことに成功します。しかし、スキュラは6枚なければ意味のないものでした。残り5枚のデータカードを手に入れなければなりません。カンパニーからの刺客にも悩まされます。工作員のワイアットが、サラのクレジットカード履歴から隠れ場所を特定されて襲撃されるなど、常に危険と隣り合わせです。
作戦中に鼻から大量の血を流すマイケル。彼は脳の病気を患っていました。サラの診断により手術をすすめられますが、作戦を優先させたマイケルは手術を拒否します。
ベリックを作戦中の事故で亡くし、マイケルの病気も悪化していくなど、決して順風満帆とはいえない状態で作戦を遂行する奪還チームでした。さらに、スキュラをすべて入手したら無罪放免にするというセルフの言葉も嘘でした。そんなときにリンカーンが警察に捕まり、セルフの上司から取り調べを受けます。
リンカーンの取り調べを受けてDHSで内部調査が行なわれます。その結果、セルフは偽名を用意していたことが判明しました。手に入れたスキュラを他の秘密組織に売り渡そうとしていたのです。セルフはグレッチェンを介してスキュラの買主を探し、取引現場でスキュラのパーツが足りないことを指摘されます。
セルフは将軍に捕まり、逃亡するもの重症を負ってしまいます。警察病院で謎の組織によって点滴に薬物を入れられ、口が聞けなくなってしまいますが、一瞬の隙を突いて海に逃げることに成功するのでした。
マイケルは脳の病気が悪化し危篤状態に陥ります。カンパニーが所有する病院で手術を受けて一命を取り留めました。その後、別荘へ移送され、カンパニーのために働いてほしいと説得されます。説得の最中、家族写真を見せられ、母親クリスティーナもカンパニーで働いており、クランツ将軍と対立する派閥の長であることを知らされるのでした。
母親と面会したマイケルは、リンカーンは実の兄ではないことと、サラの妊娠を聞かされます。マイケルはたとえ血がつながっていなくても、リンカーンを兄と想う気持ちは揺らがないと断言します。クリスティーナは自分に協力しないマイケルたちに罠を仕掛けるのでした。
マイケルたちはクランツ将軍を逮捕させることに成功します。アジトに戻ったタイミングでクリスティーナの急襲を受けます。マイケルを助けるためにサラが銃でクリスティーナを撃ち殺し、ことなきを得ました。
その後、ティーバッグは刑務所に入れられ、クランツ将軍は電気椅子送りになり、生き残ったチームの面々も新しい生活をはじめます。4年後、マイケルは亡くなっていました。マイケルの墓の前にリンカーン、サラとマイケルJr、スクレとマホーンが集まり、祈りを捧げるシーンでシーズン4は幕を閉じます。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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