ティーバッグはリンカーンの元へ訪れ、マイケルの写真を見せます。マイケルが送ったのならリンカーンか妻のサラに送るはず。仲の悪いティーバッグに送るはずがありません。誰がこの写真を送ったのかわからずリンカーンは混乱してしまいます。
マイケルと死別したサラはジェイコブという男性と再婚していました。マイケルJrも大きくなり、学校へ通っています。リンカーンが写真を見せるためにサラの元へ訪れます。リンカーンとサラはマイケルが生きていることが信じられませんでした。
2人はたちの悪いいたずらだと判断します。しかし、リンカーンはどうしてもマイケルが生きている気がして、マイケルの墓を掘り起こすのでした。棺桶を開けるリンカーン。中にはマイケルの遺骨すらありませんでした。
リンカーンは運転する車を乗っ取られてしまい、暴走の末に川へダイブしてしまいます。なんとか助かったものの、自分が狙われていることに気がつき、サラに「マイケルは生きている」という確信を告げるのでした。また、サラの自宅にも刺客がやってきて、ジェイコブが足を撃たれて重症を負います。
リンカーンは写真を見直し、写真に隠されていた「Ogygia」という文字を見つけます。インターネットで検索すると、この「Ogygia」はイエメンにある刑務所の名前であることが判明しました。
フォックスリバー8の仲間、シーノートことベンジャミン・フランクリンに連絡し、イエメンまでの案内を頼みこむリンカーン。途中マイケルの相棒ことスクレも加勢したいと現れますが、アラビア語が話せないことなどを理由に同行できませんでした。
イエメンでの協力者シバの助けによって面会が可能になります。マイケル・スコフィールドという名前の囚人と面会したいと言っても、看守は、そんな名前の囚人はいないと突っぱねられます。リンカーンは写真を見せると、看守は「そいつはマイケルじゃない。カニエル・オウティスだ」と言いました。混乱するリンカーンとシーノートの前に現れたのは紛れもないマイケルでした。しかし、マイケルは「俺はマイケルじゃない。あんたを知らない」と言い放ち、房へと戻ってしまうのでした。
マイケルは「21ボイド」という組織のボス「ポセイドン」に脅されて、世界中の刑務所からテロリストたちを脱走させていたのです。サラを殺されたくなければ、21ボイドの手足となって脱獄の補助を行なうように脅されていました。
マイケルは、やむなくポセイドンに降ります。しかし、家族や仲間には接触しないことを約束させられます。もし約束を破ったらサラたちの命が危険にさらされるため、自分の死を偽装してミッションを行なっていました。
Ogygia刑務所でのミッションはテロリストのリーダー、アブ・ラマルを脱獄させることでした。脱獄チームは同房にいたウィップ、ジャ、シドにマイケルを加えた4人です。
リンカーンにマイケルであることを明かして脱獄を手伝ってもらいます。なんとか脱獄に成功したものの、ウィップがアブ・ラマルを殺してしまいテロリストたちから標的にされてしまうのでした。
ティーバッグはジェイコブがポセイドンの手下と会っているところを写真に撮り、サラへ警告します。ジェイコブは家族を守るためだと言ってサラからの追及を逃れますが、ジェイコブこそマイケルに脱獄を指示していた21ボイドのボス、ポセイドンだったのです。
マイケルは逃走中にケガを負い、感染症にかかってしまいます。リンカーンは治療のためにサラに連絡して、隠れ場所まで来てもらいました。7年ぶりに再会するサラとマイケル。マイケルはすべてを明かし、ジェイコブがポセイドンであることをサラに教えます。
ウィップはティーバッグの息子でした。ティーバッグに自分の写真を送ったのは、仲の悪いティーバッグに連絡することで21ボイドに気付かれないようにするためだったのです。脱獄ミッションの中でウィップを発見し、なにかあったときのために、自分の「利き手」としてサポートをさせていました。
マイケルとリンカーン、ティーバッグとウィップは協力してポセイドンを追い詰めます。しかし、ポセイドンの手下に撃たれてウィップが死んでしまいます。ティーバッグは手下を瞬殺しますが、息子を失った悲しみで泣き叫んでいました。そこへCIAが現れ全員逮捕されてしまいます。
マイケルはCIAの取り調べで、21ボイドから脅されて脱獄の手助けをしていたことなどを話しました。ジェイコブはフォックスリバー刑務所へ収監され、すでに投獄されていたティーバッグに復讐されるのです。
ようやく平穏な生活を送れるようになり、家族の団らんのシーンでプリズン・ブレイクは真のエンディングを迎えるのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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