突然シェパードが退任し、ガンが後任として配属されました。しかし、積極的にホールデンたちに協力しようとするガンでしたが、ホールデンたちは口の出し過ぎだと感じます。
精神的に不安定な状態になっていたホールデンはパニック障害を発症し、気持ちを安定させるために薬を飲むようになります。ウェンディによると、日常的に殺人犯に会って感情移入することで不安感が強くなってしまっているとのことでした。
シェパードの退職パーティーで、ホールデンは退職はシェパードの意思ではなく、ホールデンが行った問題行動の責任を取るためだったということを知りました。このことにより、ホールデンはさらに精神を病んでしまいます。
ホールデンは、ニューヨークで連続殺人をしたデヴィッド・バーコウィッツに会いにいきました。バーコウィッツは、単純に殺しのためだけに13人の命を奪いました。セックスと殺しを結び付けないのは、他の殺人犯とは大きく異なる点でした。
ビルが家庭の事情で仕事に来れない日、ホールデンはアトランタ州にいきました。そこでは黒人の子供たち11人が次々に失踪し、8人が後日遺体で発見されるという事件が起こっていました。しかし、地元の警察はまったく捜査を進めません。
このことを相談されたホールデンは、1人で捜査しようとします。しかしFBI本部からは地元の警察からの依頼がないと動いてはいけないと言われ、言い争いになりました。
ウィンディは、バーで素敵なバーテンダーを見つけてデートに誘います。そこで、2人はキスをしました。ビルの家には、警察官が訪れていました。ビルの自閉症の子供が、近所で幼児が殺害された事件にかかわっているというのです。事件の共謀者になってはいたものの、年齢が低いため実刑を受けることはありませんでした。しかしこの件がきっかけで1年以上ぶりにおねしょをしてしまいました。さらに小さい頃のおもちゃで遊び始めるなど、明らかに退行現象が起こっていました。
70年代後半、カルト集団の教祖であったチャールズ・マンソンは信者たちに無差別殺人を命じました。マンソンは、アメリカの犯罪史上に名を残すほどの大犯罪者でした。そして、ガンの計らいによってホールデンはついにマンソンと面会できることになります。
マンソンは話好きな人物でしたが、自分の罪については「自分は誰も殺していない」と言い張るのみで、一切認めていませんでした。動物の肉を食べるのと同じなどの理屈で振り回すばかりで、まるで会話になりません。
FBIは、やっとアトランタ警察から子供たちが失踪した事件の捜査協力依頼を受けます。警察は大人数で捜査を行っていたものの、いまだに犯人の手がかりをつかめないままでいました。
そこでホールデンがアドバイスしたのは、子供たちが拉致された場所や遺体が遺棄されていた場所を張るということです。犯人が犯行場所に戻ってくるというのは、エド・ケンバーが教えてくれたことでした。
警察は、現場近くで不審な行動をしていた白人男性を逮捕しました。これによってまるで事件は解決したかのように見えましたが、調査の末、その男性は無罪であることが判明します。
捜査は振り出しに戻り、被害者はさらに増えていきます。犯人は警察が捜査している場所の近くに遺体を遺棄するなど、明らかに挑発的な行為を始めました。
大々的に捜査を行っているにもかかわらず何も進展しない状況に、内部でも対立が起こり始めました。さらに、警察からの要望が多くホールデンは思うように捜査を行うことができません。ちょっとしたことでも指示書が必要な状況で、すべてが空回りしていました。
警察は「黒人を殺すのは白人だけ」という考え方から、犯人を黒人だとするホールデンの説に対して否定的でした。しかし、どうにも犯人を見つけられない状況にあったため、ついにホールデンの説を受け入れることにしました。
その結果、状況証拠から犯人だと断定されたウェイン・ウィリアムスの逮捕に成功しますが、物的証拠がなかったために釈放せざるを得ませんでした。しかし、FBIはやっとの思いで物的証拠を揃えます。最終的に、ウェインは2人の殺害の罪で起訴されました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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