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2024.11.18更新

『メンタリスト』全シーズンあらすじ・主要キャラクターまとめ(ネタバレあり)

CBI(カリフォルニア捜査局)のコンサルタントとして活躍するメンタリストの姿を描いた人気ドラマ『メンタリスト』全シーズンのあらすじと主要キャラクターをご紹介!

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『メンタリスト』各シーズンあらすじ紹介

『メンタリスト』シーズン1 前半 あらすじ

『メンタリスト』シーズン1 1話〜11話

霊能者として一世を風靡したパトリック・ジェーン。華やかなテレビ業界から姿を消した彼は、その霊能力のタネとも言える卓越した観察眼と話術を用いて、カリフォルニア州捜査局(以下CBI)のコンサルタントに就いていました。数々の難事件を手早く解決していく裏で、ジェーンは妻子を殺した宿敵の殺人鬼「レッド・ジョン」の影を追っていきます。

まっとうな捜査手順を踏もうとするCBIチーム。対してパトリックは催眠術やカマをかけて証言を得たり、証拠品をくすねたり、夫を失ったばかりの女性を口説き落としたりと、犯人を出し抜くためならば躊躇なく違反を犯します。そのとばっちりを受けるチームの面々が、新人のヴァンペルト、放火エキスパートのリグスビー、そつのないチョウ、そして指揮を執るリズボンの4人です。1話ではリグスビーがヴァンペルトに想いを寄せていることを瞬時に見抜き明け透けにしてしまうなど、心を「暴きすぎる」問題児パトリックに多少の気まずさを隠せないメンバーですが、次第に彼のやり方に染まっていきます。

遺憾なくその能力を発揮していくパトリックですが、ふとした瞬間にフラッシュバックする妻子の思い出や惨状、不眠症に悩まされている様子から、不安定な精神状態ということが伺えます。そして7話で霊能者を自称するクリスティーナ・フライの登場により、ついに彼自身のメンタルも揺さぶられることとなりました。霊能者を装って痛い目をみた過去を持つためにクリスティーナに拒否反応を示すパトリックですが、亡き妻と交信したという彼女から「娘は眠っていた、怖い思いをすることなく死んだ」と聞かされて涙を流します。

11話にてレッド・ジョンへ近づく新たな手がかりを掴んだパトリックですが、目的のためには手段を選ばない故にCBI局長のミネリから捜査局を追放されてしまいます。CBIチームは停職処分を受けてまでパトリックに協力しますが、尻尾を掴めないどころかすべてはレッド・ジョンの手のひらの上で踊らされているに過ぎなかったのだと気が付きます。

『メンタリスト』シーズン1 後半 あらすじ

『メンタリスト』シーズン1 11話〜23話

レッド・ジョンへの手がかりを失ったパトリックとCBIチーム。それでも尽きることのない事件の数々を、相変わらず破天荒な方法で解決していきます。以前は単独の捜査で犯人と対峙することも多かったパトリックですが、次第に彼の作戦を中心にチームが動くようになっていきます。

特に新人のヴァンペルトはチームに加わってから半年が経ち、重要なポジションも徐々に担うようになっていました。一方で先輩のリグスビーは彼女への気持ちを上手くアピールできずにいましたが、霊能者時代のパトリックに恨みを持つ者によってヴァンペルトが利用されてしまう事件をきっかけに、二人の距離はぐんと近づきます。

パトリックたちは様々な事件を「心の面」から解決していきますが、パートナーを殺害する者、子を手にかける親、或いは子の復讐を図る親などと関わっていく上で、妻と娘を殺されているパトリックの精神をリズボンは案じます。「レッド・ジョンを裁くのは法であってあなたじゃない」と彼の復讐心を危うく思いながらも、水面下で手綱の握り合いを繰り広げているうちに、少しずつお互いを信頼しはじめるパトリックとリズボン。

シーズン最終話、パトリック一行が現場で発見したのは、足の爪を血で塗られた被害者と、空にスマイルマークを描いているジェット機。レッド・ジョンによる犯行だと確信したパトリックは、鬼気迫る勢いで事件に挑みます。捜査を続けていくとレッド・ジョンが「ロイ」という偽名で関係を持っていた女性に辿り着くのですが、彼女は視力を持たないうえに「ロイがレッド・ジョンなわけがない」と微笑みました。そのほかの証言から、今回の事件にはもうひとり共犯者がいることが判明し、パトリックとリズボンは仲違いしたように見せかけてその共犯者を捕らえることに成功します。自身の危険も顧みず、更にレッド・ジョン本人をおびき出そうとするパトリックでしたが、リズボンが危機に陥ったことで咄嗟に扱ったことのない銃の引き金を引いてしまいます。結局チームはレッド・ジョンの手がかりを持つ重要な参考人をまたもや失う結果となってしまうのでした。