レッド・ジョンは見つけられなかったものの、ローレライを拘束したCBI。殺人事件の現場で鉢合わせたCBIとFBIは、レッド・ジョン逮捕失敗の件で言い争いになり、最後には殴り合いのケンカになってしまいました。
レッド・ジョン自身がFBIには友人がいると話していたことから、ローレライをFBIに渡せば彼女は殺されるとパトリックは確信しています。
二人きりで話す機会を得たとき、ローレライはレッド・ジョンがきっと自分を助けてくれるはずだといいます。パトリックは「殺すかもしれない」と脅しますが、彼女はそれでもいいと答えます。
パトリックはレッド・ジョンを引き渡すなら、ローレライを逃がす手助けをすると取引を持ちかけます。
しかしFBIが令状をもってローレライを連行してしまいます。パトリックはローレライを取り戻すために判事に審理を要求。結果、彼女はCBIに戻されることになり、リズボンとパトリックは刑務所に迎えにいきます。しかし警官が連れてきたのは、ローレライとは別人の知らない女性でした。
ある日、映画館でパトリックは宗教団体の代表のスタイルズと秘密裏に会い、頼み事をします。リスクの高い頼み事でしたが、パトリックに恩を感じている彼は承諾します。
後日、刑務所に収監されているローレライは作業中に外に出されます。そしてスタイルズが手配したトラックに乗って脱獄。砂漠の真ん中でトラックを降りたローレライを待っていたかのように1台の車が停車します。レッド・ジョンだと思ったローレライは運転席をのぞきこみますが、乗っていたのはパトリックでした。
そのころリズボンのオフィスに国土安全保障省のカークランドが来て、ローレライが脱獄したことを告げ、パトリックの関与を疑います。その日一日、パトリックと連絡がつかないリズボンは不安になり、部下たちと彼を探すことに。
パトリックはローレライが自分を拉致したように偽装して、彼女と一緒に行動していました。リズボンはローレライの妹のミランダが何者かに暴行されたあと鎖につながれて倉庫に放置された結果、熱中症で亡くなったことを突きとめます。そのときパトリックから連絡が入り、リズボンはミランダの事件のことを伝えます。
パトリックはローレライにミランダは恐らくレッド・ジョンに殺されたといい、彼女に一人で逃げるよう促します。そのあと、パトリックは一人で車の事故を偽装してリズボンの到着を待つのでした。
ローレライの「あなたは彼(レッド・ジョン)そっくりよ。あなたたちが握手したときに親友にならなかったのが不思議よ」という言葉から、レッド・ジョンの正体は過去に自分が会ったことのある人物だと確信したパトリック。捜査の合間にレッド・ジョン候補リストをつくっていきます。
一方、逃亡中のローレライはジュリアという女性の家に侵入して、拷問を加えながら妹のミランダのことを聞きます。ジュリアは「あなたの妹が死んだのは私のせいよ」といいます。
次の日、パトリックとリズボンはジュリアの家で隠しカメラの映像を観ていました。ローレライは最後にはジュリアを銃殺したのです。
ジュリアは虐待被害者のためのシェルターを運営していました。シェルターを捜索していくうち、パトリックは理事の一人のレノンが怪しいと気付きます。
そのころ、ローレライはレノンの家で彼を拷問してミランダの死の真相を聞こうとします。そこにパトリックがやってきて、レノンに自白を迫ります。自分はレッド・ジョンの手下だと白状して、彼の指示でミランダをシェルターに入れたのだと話します。それを聞いたローレライはレノンを撃って逃げていきました。
2週間後、ローレライの遺体が発見され、現場にはスマイルマークが描かれていました。
ある日、モーテルでレッド・ジョンの仕業と思われる女性の遺体が発見されます。名前はアイリーンで赤ん坊を連れていましたが、赤ん坊は消えていました。壁にはスマイルマークと電話番号が書かれていました。
電話番号はカーソンスプリングスという街の児童保護施設のものでした。パトリックは児童保護施設の責任者ヴァンペルトが赤ん坊を預かっていることを突きとめます。ヴァンペルトはレッド・ジョンの古くからの友人だといい、捕まったらパトリックに渡せといわれたとディスクを差し出します。
ディスクにはローレライが話す映像が入っていました。彼女はレッド・ジョンからの伝言を読まされています。驚くことにパトリックがレッド・ジョン候補にしぼった7名の名前をすべて予測していたのです。そして「私はまた大勢を殺し始める。君に捕まるか、君を捕まえるまで」という不気味な言葉で映像は途切れました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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