シーズン2の最後で恋人のクリスティーナをレッド・ジョンにさらわれたパトリックは、仕事に身が入らない状態が続いていました。事件が起こると徐々に調子を取り戻していきますが、リズボンたちは心配します。殻に閉じこもってしまいがちなパトリックにリズボンは「あなたがしているのは、私たち家族への裏切りよ」といいます。
新興宗教の信者女性が遺体で発見された事件の日、失踪捜査課のモリナーリ刑事からパトリックにクリスティーナから電話があったと連絡が入ります。電話を逆探知して居場所をつきとめたパトリックはすぐに向かいますが、クリスティーナはいません。代わりに人形が置かれており、壁にはクリスティーナの血でスマイルマークが描かれていました。
殺人事件が解決した日、新興宗教の教祖スタイルズから「話がある」と連絡があります。公園にやってきたスタイルズは、パトリックにレッド・ジョンから託されたメモを渡しました。メモにはある家の番地が書かれていたため、CBIの捜査官たちは家に突入します。レッド・ジョンはおらず、奥の部屋でクリスティーナが座っていました。
クリスティーナは、パトリックに自分は一度死んで霊として戻ってきたのだと話します。それ以外は何も覚えていないといいます。仕方なくパトリックは部屋を出ていきます。
カリフォルニアの田舎で保安官補佐2人と救命士トッドの恋人の遺体が発見されました。怪しいと思われる人物を捜査しますが、なかなか真犯人にはたどりつきません。
救命士のトッドが真犯人だと気付いたパトリック。トッドをモーテルに呼び出して自白させます。CBIに拘束されたトッドでしたが、取調室で全身火だるまになっているところを発見されます。命は取り留めたものの、意識は戻らないとドクターから宣告されていたにもかかわらず、トッドは目を覚ましました。そしてパトリックに向かって「虎よ、虎」と言葉を投げかけます。それはレッド・ジョンとパトリックしか知らない言葉でした。
博物館で美術商のモンテロが刺殺されているのが発見されました。
一方でCBIの内部監査官のラローシュは、取調室で殺害されたトッドの件を調査しています。トッドが殺害したハワードとハイタワーが親密な関係にあったことをつき、彼女自身も関係を認めます。
モンテロ事件の捜査が進む中、モンテロはトッドと親友だったことが判明。さらに現場からハイタワーの指紋が検出されます。
容疑者となったハイタワーはパトリックを人質にして、車でCBIから逃走。しばらくして車が発見されますが乗っていたのはパトリックだけでした。
その夜、パトリックはラローシュの自宅を訪れて感謝を伝えます。そのあと、ラローシュの車のトランクをノックすると中からハイタワーが出てきました。パトリックはハイタワーがレッド・ジョンにはめられたことを察知して、彼女を逃がすためにラローシュの車のトランクに隠したのです。
ある日、ガソリンスタンド体に爆弾を巻きつけた男が出現。男の携帯が鳴った途端、爆発が起き、男は死亡します。男は消費者金融につとめており、事件前に勤務先から顧客名簿を盗んでいました。
捜査の結果、男は別の犯人に脅されていたと判明。ガソリンスタンドのトイレには真犯人が書いた暗号のような落書きがありました。
暗号をもとにリズボンは、廃校になった建物を捜索します。心配になったパトリックが建物にいくと、リズボンは体に爆弾を巻きつけられていました。そのとき犯人から電話が入り、CBIにある消費者金融の顧客リストを持ち出すように指示されます。
CBIに戻る途中、パトリックがガソリンスタンドにいくと、起爆装置を持った店長がいました。店長は逮捕されますが、逃走しようとしたため射殺されてしまいました。
次の日、ある部屋でジェームズという男が殺害されていました。部屋にはジェームズとハイタワーが一緒に写っている写真があったため、リズボンは捜査から手を引きます。
その夜、モーテルに戻ったパトリックのもとにハイタワーが現れます。ジェームズはハイタワーのいとこで彼女に送金していたため、レッド・ジョンに殺されたと話します。自首して裁判で闘うというハイタワーにしばらく待つよう頼みます。
次の日、パトリックはラローシュからトッド殺害の容疑者リストを入手。そしてリストにある4人に罠をしかけます。罠にかかってホテルに殺し屋を差し向けたのは、CBI局長のバートラムでした。パトリックはショッピングモールにバートラムを呼び出し、話をしているうちにレッド・ジョンと繋がっているのは彼ではなく、ヴァンペルトの婚約者のオラーフリンだと確信。すぐにオラーフリンと一緒にハイタワーの警護をしているリズボンに電話で伝えます。そしてハイタワーとヴァンペルトが彼を射殺しました。
リズボンがオラーフリンの携帯のリダイヤルを押すと、パトリックの近くに座っている男の携帯が鳴ります。その男に近づくと、彼は自分がレッド・ジョンだといいます。立ち去ろうとする男をパトリックは射殺するのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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