ホグワーツの校長ダンブルドアがスネイプによって殺害され、闇の軍団は一層勢力を強めていました。ハリーは本来であれば7年生に進級するはずでしたが、亡きダンブルドアの意志を継いでロンやハーマイオニーと共にヴォルデモートを倒すための旅に出ます。
ヴォルデモートを倒すには7つの分霊箱を破壊する必要があり、ハリー達はその手掛かりを探す中で「死の秘宝」の伝説を知ることに。そして魔法省の新しい大臣スクリムジョールから渡されていたダンブルドアの遺品から、ハリー達は死の秘宝の手がかりを見つけ出します。
本作における重要なテーマとなっているのが、サブタイトルにもなっている「死の秘宝」と、ヴォルデモートを倒すカギとなる分霊箱の存在です。分霊箱とは自分の魂を分裂させ、様々な道具や生物に納め、保存したもののことを指します。
第二作目である『秘密の部屋』に登場していた「トム・リドルの日記」は、実はヴォルデモートの分霊箱の1つであり、世界に7つ存在しているといわれているのです。
少々難しいストーリーの本作ですが、分霊箱について知ることでより深く物語を理解できるようになるでしょう。
死の秘宝の1つ「ニワトコの杖」を手に入れたヴォルデモートは圧倒的な力を手に入れ、世界を恐怖に陥れていました。彼を倒すには、7つの分霊箱全てを破壊しなくてはなりません。
分霊箱を破壊していく中で、ハリー達は分霊箱とホグワーツ寮の間に深い関係があると気付きます。そしてダンブルドアの弟アバーフォースの助力を受けたハリー達は、ホグワーツ寮への潜入を成功させました。
一方のヴォルデモートはニワトコの杖を上手く使いこなせず、その原因がスネイプにあると判断。彼を殺害してしまいました。
そして死の直前に駆け寄ってきたハリーに、スネイプは自らの記憶を託します。
本作はハリーポッターシリーズの最終章であり、いよいよハリーと宿敵ヴォルデモートの闘いが終結します。スネイプの記憶を見たことで自分の中にヴォルデモートの一部が入り込んでいることを知ったハリー。
彼は運命を受け入れて、一度ヴォルデモートに殺されてしまいます。しかしダンブルドアによって再びハリーは復活し、ヴォルデモートと最後の戦いに臨むのです。
一連の展開を見ていると、自然と胸が熱くなります。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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