リリスとの契約が破棄できず、地獄に送られてしまったディーンは、暗い棺の中で目を覚まします。地上時間では4ヶ月でしたが、地獄では40年もの間、悪魔からの拷問を受けていました。ディーンは蘇った理由もわからないまま、弟サムに電話をかけるものの、全く連絡がつきません。
やむなくボビーの家に向かうディーン。しかし、ボビーは蘇ったディーンを悪魔が憑りついたディーンの遺体であると勘違いしてしまいます。何とか信じてもらうことに成功したものの、肝心のサムとはボビーも連絡がつかなくて困っていると告げられます。
サムを探すため、携帯電話のGPSを頼りに宿泊しているであろうホテルへ向かうディーンとボビー。サムは女性と一緒にホテルにいました。サムはディーンの姿を見た途端に攻撃を仕掛けます。ボビーの説得でディーンが生き返ったことを信じますが、肝心のディーンはサムが悪魔と取引をして生き返らせたのではないかと疑っていました。
しかし、サムはいろいろと試したものの、ディーンを地獄から連れ戻せなかったと告げます。一向はディーンが生き返った原因を探るために、ボビーの知り合いである占い師パメラの元へ向かいます。
パメラの占いにより、ディーンを蘇生したのは「カスティエル」という名前の天使であることが判明しました。パメラは詳しい情報をもっと知ろうとしてしまい、眼球を焼かれてしまうのでした。
その後ディーンとサムはダイナーへ向かいます。しかし店にいたウエイトレスや客たちは、全員悪魔だったのです。悪魔たちはディーンを生き返らせた者は誰なのかを脅して聞こうとしますが、見えない力が働いているのかディーンやサムに手が出せませんでした。
ホテルで休息を取る2人。サムはディーンの寝ている隙に部屋を抜け出し、先ほどのダイナーに戻っていました。ダイナーにつくと先ほどの悪魔たちは全員、眼球を焼かれて殺されているのを発見します。サムはかろうじて生き残っていたウエイトレスに超能力でとどめをさしました。ちょうどそのとき、ホテルにいた女性がサムの元へ訪れます。彼女は新しい「人間の器」に憑依した悪魔ルビーだったのです。
天使カスティエルは、神の命令でディーンを助け出していました。カスティエルはディーンに依頼したいことがあると申し出ます。
リリスが神が施した66の封印を解いて、ルシファーの復活を画策している、それを防ぐ手助けをしてほしい、というものでした。カスティエルと神に助けてもらった恩義もあるため、やむなくディーンは了承します。
一方サムは「悪魔の血」を飲むことで、今までの超能力を超える力を手に入れていました。悪魔が見つからないときにはルビーの腕をナイフで傷つけて血を吸っていました。悪魔の血を飲みつづけるサムの傍らではルビーが妖しい微笑みを浮かべていたのです。。
天使の妨害をくぐりぬけ、着々と66の封印を解いていくリリス。ルシファー復活を防ぐため、カスティエルからの情報を元にリリスの足取りを追うディーンとサム。ある街で自分たちの過去が描かれてる小説を発見します。小説にはディーンとサムしか知らないようなことが事細かに書かれていたのです。
悪魔の仕業なのではないかと疑い、小説を執筆したチャック・シャーリーを問いただす2人。するとカスティエルが現れ、彼は「神の預言者」で、大天使に守護されていると告げられます。
一方、サムは悪魔の血を飲みつづけていました。悪魔の血を飲んでいるところをディーンに見られてしまいます。最終決戦前に相棒であるサムと喧嘩別れをしてしまうディーン。サムはディーンと別れ、ルビーとともに部屋を出ていきました。
チャックはリリスがサムに殺され、ルシファーが復活することを預言します。リリスの死こそが66番目の封印だったのです。預言ではリリス殺害の現場にはディーンとカスティエルはいないことになっていました。
しかし、カスティエルは神の意に反して、ディーンを修道院まで瞬間移動させました。チャックとカスティエルは神の怒りに触れ、光の中へ消えていきます。
修道院に隠れていたリリスを超能力で追い詰めるサム。念力でリリスを磔にし、とどめを刺します。リリスを倒した瞬間、ルビーは笑顔で「これで自由になった」と微笑みます。
ルビーはルシファーが復活した後は従属を解かれることを条件に、サムに協力していたのです。復活するルシファーを前に唖然とするディーンとサム。ルシファーに殺されそうになるシーンでシーズン4は終わります。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事