ルシファーの復活により絶体絶命の危機に陥ったディーンとサム。まばゆい光に包まれ、九死に一生を得ます。命は助かったものの誰に助けられたのかもわかりません。
わけもわからないまま、カスティエルに事情を聞くためにチャックの自宅へ向かいます。しかし、チャックの自宅は何者かに荒らされていました。チャックには傷1つありませんでしたが、カスティエルは天使の襲撃を受けて亡くなったと告げられます。
一方サムはルシファー復活の際、ルビーからサムはルシファーの「器」であることを聞かされていました。悪魔の血を飲み続けていたことで、ルシファーが障害なくサムの体に憑依できるようになった事実をディーンに打ち明けられません。
ルシファーの復活を止められなかった天使軍地上部隊のリーダーであるザカリアは、ディーンに天使軍に入って一緒にルシファーを倒さないかと持ちかけます。しかし、カスティエル以外の天使を信用できないディーンは申し出を拒否します。
死んだはずのカスティエルでしたが、神の力で蘇生させられていました。しかし天使の力は、最低限のものしかもっていません。カスティエルはディーンとサムの助骨にルシファーや天使から追跡されない刻印を刻みます。ディーンとサム、そしてカスティエルの3人はルシファーを再度封印するため動き出したのです。
そんなときに、チャックから2人の元へ新しい預言が届けられます。預言の意味を調べるためにボビーに力を借ります。ボビーは大天使ミカエルの剣があればルシファーを倒せるのではないか、そしてその剣は現在地上にあるのではないか、という仮説をたてました。
ボビーとともにミカエルの剣の手がかりを探すディーンとサム。しかし、順調に調査が進むはずもありません。なんと、ボビーの体には悪魔が隠れていたのです。悪魔に体を乗っ取られるボビーですが、自らの意思を取り戻して自分の足に悪魔祓いのナイフを突き刺します。悪魔は去りましたが、その代償は大きいモノでした。ボビーは車いす無しでは生活できない体になってしまったのです。
ザカリアからミカエルの剣についても情報がもたらされます。ミカエルの剣とは「ディーンの体」でした。ルシファーの器であるサムとミカエルの器であるディーン。天使と悪魔の戦争はディーンとサムを中心に動き出していました。
ルシファーを再度地獄へ封印するためには、黙示録に書かれている「騎士」と呼ばれている死神の「指輪」が必要でした。ディーンとサムは4人の騎士から指輪を奪わなければなりません。
騎士との戦いでエレンとジョーを失いながらも、続く飢饉の騎士と疫病の騎士の3人をなんとか打ち倒すディーンとサム。騎士の中でもとくに強い力をもつ「死」の死神は簡単には倒せません。死の騎士はルシファーの封印を願っており、ディーンに自身の指輪をたくします。
そのころ元天使のアンナは、天使の力を取り戻していました。しかし、カスティエルの刻印によってディーンとサムを探し出せなかった彼女は、ディーンの夢の中に現れます。アンナの目的はルシファーの器であるサムを殺すことでした。
ディーンはアンナを信用しておらず、カスティエルと協力して彼女を罠にかけることを思いつきます。アンナ捕獲の直前になって逃げられてしまいます。アンナが逃げ込んだのは、1978年、時空を超えた逃避行でした。
サムが誕生する前に、母メアリーを殺そうとしていたのです。30年前のウリエルを味方につけ、メアリー殺害まであと一歩のところで父ジョンが反撃をします。不思議な力でアンナを焼き殺します。ジョンには大天使ミカエルが憑依していたのでした。
突如ディーンの前に姿を現したミカエルに対し。「なぜ自分がお前の器なのか?」と尋ねます。ミカエルは父ジョンに旧約聖書の「カインとアベル」の血が受け継がれているからだと答えます。
ミカエルの剣にならずにルシファーを封印するためには、サムにルシファーを乗り移らせ、サムの自我を保ったままルシファーだけを地獄に落とすという、無謀ともいえる計画しか残されていませんでした。
ディーンとサムはルシファーに攻撃を仕掛けるますが逆にピンチに陥ってしまします。そんなときに助けてくれたのが、シーズン1からディーンたちの邪魔ばかりしていた「いたずら好きの妖精・トリックスター」でした。トリックスターの正体はルシファーの弟である「大天使ガブリエル」だったのです。しかし、ガブリエルでさえルシファーにはまったく歯が立たず、ディーンたちを逃がすことしかできませんでした。
ミカエルは器になることを承諾しないディーンの代わりにジョンの隠し子であるアダムに乗り移ります。ルシファーとミカエルという最強の兄弟が人間であるサムとジョンの体を使って殺し合いをはじめます。殺されまいと反撃するルシファーでしたが、すんでのところでサムが理性を取り戻し、ルシファーの動きを封じます。ミカエル・アダムの攻撃を受け止めながら地獄へ堕ちてしまったのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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