宿敵アザゼルを倒したものの、地獄の扉が開いてしまい、七つの大罪をはじめとする高位悪魔が人間界に召喚されました。ハンター仲間にはディーンとサムが原因で地獄の扉が開かれたと伝わっており、総スカンを食らうことに。サムを助けるために、悪魔と契約したディーンの命も残り1年です。
ディーンとサム、ボビーの3人は協力して悪魔を退治しながら、ディーンの契約を破棄するための方法を探します。ディーンの契約主探しの最中、怪物を殺せるナイフをもつ謎の女ルビーに出会います。
サムのピンチをナイフで助ける女は
「またね、サム」
と言い残してその場から去っていきました。
ハンター仲間からお尋ね者として標的になるサムとディーン。シーズン1でアザゼル追跡の最中に出会ったバンパイアハンター、ゴードン・ウォーカーはディーンとサムの罠によって刑務所へ収監されていました。
ハンター仲間から地獄の門を開けたのがサムという情報を知り、正義のため、人類のため、そして刑務所に入れられた恨みを晴らすべくサムを抹殺するために刑務所を脱走します。しかし、サムを追う途中でバンパイアの襲撃を受け、自分自身もバンパイアになってしまったのです。
結局ゴードンはモンスターとしてサムに狩られることになります。元々は人間だったゴードンを容赦なく殺すサムに違和感を覚えるディーン。真面目で優しいサムは急激に人格までもが変わっているように見えたのです。
ボビーはアザゼルとの戦いで故障したコルトを直そうとします。しかし、どうにもうまくいきません。そんなボビーの元へ、ルビーがやってきます。
「私を撃ってみて」
黒い目を発現させ、自分が悪魔であることを告白するルビー。迷わずコルトで撃ちぬくボビーでしたが、ルビーはケロリとしています。コルトにはモンスター殺しの機能が回復していないことが判明します。
「私なら直せる」
ボビーは渋りながらも、コルトをルビーに渡すのでした。
悪魔を追うディーンとサムのピンチに、コルトをもったボビーが現れます。コルトを手渡されたサムは、容赦なく2匹の悪魔を撃ち殺します。生き返ってからのサムが徐々に変化していることに気が付いたディーンは、複雑な表情で弟を見つめるのでした。
ディーンの地獄行きが刻一刻と迫る中、契約した悪魔が誰なのかすら掴めていませんでした。悪魔たちを倒して契約主を聞き出そうとするも、なかなか口を割りません。
ベラ・タルボットは超常現象などにも精通しており、金のためにはどんなモノでも盗む泥棒です。ベラはディーンと同じ悪魔と「死の契約」を交わしていました。
ベラはコルトを盗み、サムを殺せば契約を破棄してもらう盟約を契約主と結んでいました。コルトは奪取されたものの、ディーンの機転によりサム殺害は果たされず、契約破棄の条件は達成できませんでした。その結果、ベラは地獄の猟犬ヘルハウンドに引き裂かれて地獄に送られます。
ベラは息を引き取る寸前、ディーンの契約主は大悪魔リリスであることを伝えられます。アザゼルよりも強力な悪魔であるリリス。トレードマークは「白い目」でした。
ボビーからリリスの潜伏先を掴んだとの連絡が入りました。しかし、リリスを倒すためのコルトはベラに奪われており、ディーンは武器がないと嘆きます。サムは悪魔であるルビーの力を借りようと提案しますがディーンは反対します。サムはディーンに内緒でルビーに助けを求めました。
リリスの潜伏先周辺には、多くの悪魔憑きが息をひそめていました。リリスが潜伏している家にいくため、ボビーはスプリンクラーに聖水を含ませて、悪魔憑きを遠ざけます。
リリスが憑依していた少女、ゾーイは母親に寝かしつけられている最中でした。サムがリリスをルビーのナイフで刺そうとした瞬間、ディーンが叫びます。
「リリスじゃない!」
すでに少女からリリスは抜け出た後でした。リリス探しはふりだしに戻ってしまいます。しかもディーンの地獄行のリミットは、あと数分しかありません。
深夜12時、ついにヘルハウンドがディーンの魂を回収すべく動き出します。ルビーはヘルハウンド避けになる粉を部屋の入口にまき、ディーンとサムを護ろうとしますが、ディーンはルビーが本物のルビーでないことに気が付きます。
「それはルビーじゃない!」
ルビーの体にはリリスが憑依していたのです。リリスはサムを壁に吹き飛ばし、ディーンをテーブル押さえつけでドアを開け放ちます。ヘルハウンドに引き裂かれていくディーン。サムがルビーのナイフをリリスに向けた瞬間、リリスの口から黒い煙が飛び出していきました。
抜け殻のルビーが倒れている横には息絶えたディーンの亡骸が横たわっていました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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