ダークネスのおかげで生き返ったメアリーは、死んだはずの自分が現世にいることに戸惑います。ディーンは今までのいきさつを教え、現在の住まいである賢人のバンカーで一緒に暮らそうと提案します。しかし、バンカーで待っているはずのサムが見当たりません。カスティエルはサムが何者かに拉致されたことを告げます。
サムを拉致したのはイギリスの賢人たちでした。イギリスの賢人トニはアメリカのハンターについての情報を聞き出すためにサムを拉致したのです。拷問によって情報を探ろうとするも、地獄の拷問を受けてきたサムにとって、普通の人間が行なう拷問は耐えられるレベルのものでした。
一方、アメリカにいるディーン、メアリー、カスティエルはトニの手下に襲われます。ディーンとカスティエルが危機に瀕してしまいますが、メアリーが手下を殺して息子たちを助けます。
クラウリーはルシファーが新しい「器」を探しているという情報を掴み、母で大魔女のロウィーナにルシファーの捜索を命じました。ルシファーはトラウマを抱える中年バンドマンのビンスを新しい器にします。
ディーン、メアリー、カスティエルはサムを救出するためにトニの潜伏先に乗り込みます。ディーンは罠にはまってしまいますが、メアリーの機転により2人とも救出に成功しました。ようやくジョンを除くウィンチェスター家が揃いました。
ディーンは生き返ったことや成長した息子たちに戸惑うメアリーに「これがきっと助けてくれる」とジョンの遺品であるハンター手帳を渡すのでした。
イギリスの賢人トニはアメリカのハンターは怪物と同じだと危険視しています。抹殺すべきという意見に上司のミックは「時が来たら片づける。すでにケッチには連絡している。」とだけ言い残します。ケッチは手に十字の入れ墨がある殺し屋でした。
新たな器を手に入れたルシファー。そしてイギリスの賢人たち。新たな脅威が平和に過ごそうとしているウィンチェスター家に迫っていたのです。
ディーンたちはある事件がきっかけでルシファーと人間の子供「ネフィリム」の情報を掴みます。神の次に強力なルシファーの子供であるため、その力は計り知れません。
ある事件でディーンたちの武器が一切通用しない強力な悪魔に出会います。その悪魔とはルシファーが地獄王時代に創った「地獄の王子ラミエル」でした。しかも、メアリーとジョンを殺した仇敵アザゼルの兄弟でもあったのです。
ラミエルはルシファーの槍を持っていました。カスティエルが貫かれて死の呪いを受けてしまいます。サムが槍を奪いラミエルを殺します。しかし、カスティエルの呪いは消えません。クラウリーが槍を砕いたことで一命をとりとめます。
ラミエルは「コルト」を持っていました。メアリーはコルトをイギリス賢人のケッチに手渡します。メアリーはディーンたちに内緒でイギリスの賢人たちとつながっていたのです。ディーンは激怒し、メアリーを追い出してしまいます。
メアリーはイギリスの賢人たちと行動します。イギリスの賢人たちの目的は、アメリカにいるすべてのハンターを抹殺することでした。
ケリーはラミエルの妹である悪魔ダゴンに保護されていました。ネフィリム誕生まで刻一刻と迫る中、カスティエルはダゴンとケリーを発見します。世界の秩序のためにケリーとネフィリムを殺そうと決意していました。しかしケリーはお腹の子供から「善」のオーラを感じており、殺す必要はないとカスティエルを説得します。
メアリーはイギリス賢人に洗脳され、アメリカのハンターを抹殺していました。ディーンとサムはイギリス賢人の要塞に乗り込み、メアリーの洗脳を解き、リーダーである「ヘス博士」を追い詰めます。ヘスは自分よりも重大な問題が迫っていると告げ、ルシファーがクラウリーの檻から逃げ出している様子を撮影した写真を見せます。
ネフィリムが誕生し、時空の裂け目が発生しました。裂け目の向こうは終末戦争を迎えた別時空の地球の姿がありました。ディーンたちはルシファーを別時空の地球へ封じ込めようとします。
しかし、ルシファーの反撃に遭い、カスティエルは死亡。ディーンたちは脱出できたものの、メアリーはルシファーと一緒に別時空へ閉じ込められてしまったのです。カスティエルの亡骸を見て呆然とするディーン。サムは金色の目をしたネフィリムを目撃します。メアリーの運命、カスティエルの死。新たな物語のスタートです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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