シンデレラは優しい両親と幸せに過ごしていました。しかし最愛の母が亡くなり、父は後妻としてトレメイン夫人と連れ子である2人の娘を迎えます。最初は普通に接していた彼女たち。
しかし、父が死ぬと本性を現しました。トレメイン夫人は自分の娘たちだけを可愛がり、シンデレラを召使いや奴隷のように扱うようになったのです。
意地悪な継母と2人の義姉にいじめられ、こき使われ、屋根裏部屋に追いやられてみすぼらしい姿で過ごす日々。けれども、シンデレラは希望を捨てません。どんなに辛くても「信じていれば、夢は叶う」と前を向き、彼女は懸命に生き抜きます。
本作は70年以上経った今でも愛され続けている、あまりにも有名な名作アニメです。そのストーリーを知らない人は少なく、彼女のように幸せになる物語を「シンデレラストーリー」と呼ぶほど、私たちの日常に浸透しています。
本作ではフェアリー・ゴッドマザーがかぼちゃの馬車やガラスの靴を用意する場面が、もちろんおすすめシーンの1つです。しかし、シンデレラを支え続けた動物達にも注目すると、本作をより楽しめるかもしれません。
シンデレラのために一生懸命頑張る可愛らしいネズミや小鳥たちの活躍なしに、彼女の「シンデレラストーリー」はありませんでした。
ある日の昼下がり、アリスはお姉さんと一緒に本を読んで過ごしています。するとチョッキを着て眼鏡をかけた1匹の白ウサギが目の前を通り過ぎていきました。「遅刻だ、遅刻だ~」と言いながら走っていく彼がどうしても気になったアリスは、後をついていきます。ウサギを追いかけていくうちに、アリスは大きな穴に落ちてしまいました。
その後も白ウサギを追いかけるアリスは、不思議な部屋にたどり着きます。小さいドアがあったため開こうすると、急に取っ手が「大きすぎて入れない」としゃべりだしました。どうやらアリスは、ふしぎな世界に迷い込んだようです。
本作には、プリンセスや王子さまは登場しません。終始不思議でちょっとだけ不気味な世界やキャラクターが登場し、アリスだけでなく見ている方も知らない世界に迷い込んだような、少し不安な気持ちのまま話が進みます。このストーリー展開に公開当時は否定的な声もあったようです。
しかしその不思議さが魅力的だと感じるファンは多く、現在では他作品に負けない人気作になっています。さらに、チェシャ猫や白ウサギ、ハートの女王にマッドハッターなど個性的なキャラクター達も本作の魅力をさらに引き立てていると言えるでしょう。
イギリスのロンドンに住む少女ウェンディは、毎晩2人の弟たちにピーター・パンの話を聞かせていました。
そんな彼女たちの元に、ある夜、ピーター・パンがやってきます。彼は前に置いてきてしまった自分の影を取り戻しにやってきたのです。ピーター・パンが突然来たことに最初は驚いたウェンディ達でしたが、彼の話を聞いて興奮が止まりません。ピーター・パンは影のお礼にと、ウェンディ達3人をネバーランドへ招待することに。
そして妖精の粉を身体に振りまき空が飛べるようになった3人は、ピーター・パンと共にネバーランドへ向かいます。
本作の主役ピーター・パンやウェンディたちはもちろん、本作ではヴィランであるフック船長と仲間達も魅力たっぷりに描かれています。
海賊の船長であるフックは、以前ピーター・パンによって左腕を切り落とされており、左腕を食べたワニに追い回されている、ちょっとかわいそうなキャラです。フック船長の部下で水夫長のスニーは、彼を支えるパートナー。少し抜けたところはあるものの、フックをしっかりとサポートしています。
彼らとワニの追いかけっこは、ちょっとかわいそうですがクスッと笑えるシーンの1つなのです。
血統書付きの犬レディは、飼い主であるダーリング夫妻に愛されて幸せに暮らしていました。しかしダーリング夫人に赤ちゃんが生まれると、少しずつ自分の扱いに変化が生まれます。
ある日、ダーリング夫妻は2人きりの旅行に出かけ、家には犬嫌いのセーラおばさんがベビーシッターとしてやってくることに。セーラおばさんはレディを狂犬扱いして口輪をつけたため、耐えられなくなった彼女は家を飛び出してしまいました。そして住むところを失ったレディは、野良犬トランプと遭遇します。
本作の主人公はレディとトランプという2匹の犬であり、一緒にパスタを食べるシーンはロマンチックで可愛らしく、とても有名です。彼女たちはもちろん魅力的なのですが、本作にはその他にも可愛らしい動物達が数多く登場します。
顔がシワシワで勇敢なブラッドハウンドのトラスティや、レディの口輪を外してくれたビーバー、セーラおばさんが連れてきた2匹の猫など、動物達はとても個性的です。犬好きの人だけでなく、そうでない人でも、表情豊かでかわいらしい動物達に癒されることでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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