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2023.10.02更新

ディズニーの映画シリーズを紹介!(ネタバレあり)見どころやポイントもご紹介

半世紀以上に渡って世界中の人々に夢と魔法を届け続けるディズニー映画。ここではディズニー映画のあらすじや見どころポイントをご紹介します。

『メロディ・タイム』(1948)

あらすじ

本作では、美しい音楽とともに7つの短編作品が展開されていきます。

「冬の出来事」は、スケートを楽しむカップルのお話です。「クマンバチ・ブギ」では、リズムに追いかけまわされて飛ぶ1匹のハチが描かれています。「リンゴ作りのジョニー」は、天使の助言により各地でリンゴ作りを始める男性を描いた作品です。「小さな引き船」では、タグボートの少年の冒険が描かれます。「丘の上の一本の木」は、丘の上に立つ1本の木を中心とした物語です。「サンバは楽し」では、サンバに合わせてドナルド達が楽しそうに踊ります。「青い月影」は、カウボーイが語り継いできたある物語です。

気軽に見られる、音楽と映像が楽しい短編アニメ集

本作品は、『ファンタジア』と同じくほとんどセリフがなく、音楽と映像表現で物語を進めていくオムニバス形式の短編集です。

しかしどの作品も非常に分かりやすくセリフがある作品も含まれているため、ファンタジアよりも肩の力を抜いて見ることができるでしょう。当時のディズニースタジオは資金面など様々な事情から長編作品をなかなか作れず、本作のような短編集を多く制作していたと考えられています。

本作は美しい音楽だけでなく、古い時代のディズニー作品から感じられるノスタルジックな雰囲気が沢山詰まった作品だと言えるでしょう。

『イカボードとトード氏』(1949)

あらすじ

ヒキガエルのトード氏は、新しいものが大好きなお金持ちです。彼にはアナグマとネズミ、モグラの親友がいますが、いつも振り回しています。

ある日、トード氏がいつものように馬を引いて町中を暴走していると目の前を一台の車が通過。彼は「どうしても運転したい!」と心を奪われてしまいます。

イカボード・クレインは、教師としてある村に赴任してきました。彼はすぐに村の人気者となり、村一番の美女カタリーナとも良い仲に。しかし村の若手リーダー・ブロムは、この展開が面白くありません。彼はイカボードに恥をかかせるため、村に伝わる首無し騎士の伝説を利用しようと思いつきます。

見ごたえのある2作品が楽しめるオムニバス形式の長編映画

本作は、イギリスの児童文学『たのしい川べ』とアメリカの児童文学『スリーピー・ホロウの伝説』の2作品が楽しめる、オムニバス形式の映画です。『たのしい川べ』は長年にわたってメディア化されず、ディズニーマニアの中では楽しむことが困難な作品の1つと言われてきました(2020年10月現在ではディズニープラスで視聴可能です)。

また、『スリーピー・ホロウの伝説』はとても怖い展開でバッドエンドを向かえてしまう、ディズニーアニメーションとしては異質な作品と言われています。 この2作品を同時に楽しめる本作を見なければ、ディズニー通は語れないでしょう。