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2023.10.02更新

ディズニーの映画シリーズを紹介!(ネタバレあり)見どころやポイントもご紹介

半世紀以上に渡って世界中の人々に夢と魔法を届け続けるディズニー映画。ここではディズニー映画のあらすじや見どころポイントをご紹介します。

『ビアンカの大冒険』(1977)

あらすじ

ニューヨークに流れ着いたビンの中に、1通の手紙が入っていることをネズミ達は発見しました。ビンはネズミたちの大使が集まる「国際救助救援協会」の会合に運びこまれます。

ネズミ達の話し合いによって「ペニーが助けを求めている」ということが分かり、女性ネズミのビアンカは自分が助けに行くと名乗り出ました。そしてパートナーとして男性ネズミのバーナードが選ばれ、ペニーの救助に向かうことに。ペニーの家についた2匹は心優しい猫のルーファスと出会い、彼女が突然行方不明になってしまったことを聞かされます。

ネズミのコンビや脇役の動物たちがとても魅力的!

本作に登場するネズミをはじめとした動物達はどれも非常に魅力的です。主人公のビアンカはとても上品な女性のネズミですが、性格はとても大胆でおおらか。相棒となる男性ネズミのバーナードはとても慎重かつ誠実なキャラであり、2匹の相性は抜群です。

また、アホウドリ航空のパイロット・オービルはとても気の良いキャラクターで、物語に明るい雰囲気を添えています。その他にも猫のルーファスや国際救助救援協会の会合に出席したネズミたちなど、個性豊かなキャラクターが沢山出ている作品です。

『きつねと猟犬』(1983)

あらすじ

ある森の中で猟師と猟犬に追い詰められた母きつねは、自らの命と引き換えに子ぎつねを守ります。母を失った子ぎつねでしたが、近所に住む優しい人間トゥイード夫人が彼を引き取ることに。子狐はトッドと名付けられ、沢山の愛情を注がれて育ちました。同じころ、トッドの母親を殺した猟師の家では子犬のコッパーが飼われ出します。

コッパーが森の中を歩いていると、今まで嗅いだことのない臭いを見つけました。後をつけるとそこにいたのはトッド。彼らはすぐに仲良くなりました。

二人で仲良く遊ぶ日々が続きましたが、ある日トッドは首をひもで縛られて身動きが取れないコッパーを見つけます。

種族や運命の壁を乗り越える、きつねと犬の友情物語

本作品で描かれているのは、運命や種族にの違いによって引き裂かれそうになる2匹の友情物語です。

冒頭で自分の母親が猟師と猟犬に殺されているトッドが、猟師が飼う子犬と仲良くなっている過程を見ていると、「絶対不幸な展開が起こるだろう」と思い、切なさが募ります。

一方でクライマックスの猟師やクマとの闘いは迫力があり、トッドとコッパーが遊ぶ可愛らしいシーンとのギャップにドキドキしてしまうことでしょう。

キャラクターの動きはとても繊細に描かれており、見ていると徐々に物語に引き込まれていってしまいます。

『コルドロン』(1985)

あらすじ

プリデイン王国には、邪悪な王ホーンド・キングが君臨していました。彼の魂はブラック・コルドロンに姿を変え、行方をくらませてしまいます。

一方、王国の森に住むターランは豚のヘン・ウェンの世話係でしたが、退屈な生活に嫌気がさし勇者として活躍することを夢見ていました。しかし彼と一緒に住む老人ドルベンは、ヘン・ウェンが特別な能力を持つと語ります。

そしてヘン・ウェンが持つ予知能力を目の当たりにしたドルベンは、ホーンド・キングに利用されることを危惧し、ターランに警護を任せることに。

ファンタジー世界での個性的なキャラクター達の活躍を描いた作品

本作はとても個性的なキャラクター達の活躍を中世ヨーロッパ風のファンタジーな世界観で描いた、ディズニーとしては少し珍しい作品です。

主人公のターランやヒロインのエロウィー、そして旅を盛り上げる吟遊詩人のフルーダーなど、個性豊かなパーティでヘン・ウェンの救出に向かいます。

また、悪役のホーンド・キングは知名度こそ低いものの、とても禍々しく恐ろしい雰囲気を持った正統派ヴィランです。

魔法にあふれた世界で繰り広げられる個性的な仲間達の大冒険に、ワクワクさせられること間違いなしでしょう。

『オリビアちゃんの大冒険』(1986)

あらすじ

ネズミの女の子オリビアは、おもちゃ職人の父フラバーシャムと共にロンドンで暮らしていました。しかし、オリビアの誕生パーティーの日にコウモリのフィジットが突然現れ、フラバージャムをさらってしまいます。

フィジットは、イギリス征服を狙うネズミ・ラティガンの手下であり、女王の命を狙うため、フラバージャムに彼女の身代わりロボットを作らせようとしているのです。

オリビアは、名探偵バジルに父親捜しを依頼します。最初は協力に乗り気でなかったバジル。しかし事件の背後に宿敵ラティガンがいることを知り、事件の真相に迫っていくことになります。

ストーリー展開が面白いディズニー版シャーロック・ホームズ!

本作はいわゆる「推理もの」であり、名探偵のバジルがオリビアからの依頼を受けて父親探しの大冒険をします。

非常に分かりやすく、スムーズにストーリーが展開していくため間延びせず、非常に見やすい映画です。

悪役のラティガンもとても分かりやすく「悪いやつ」をしており、主人公サイドとの対立構造が明快で、見ていて話が分からなくなることがありません。

ストーリーの内容も良くまとまっており、当時のディズニースタジオの実力が遺憾なく発揮された名作だと言えるのではないでしょうか。

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