動画配信サービスのFODを大きな画面で楽しみたい時は、テレビで視聴するのがおすすめです。FODをテレビで見るには、Apple TVなどのいくつかの方法があるので、ご自身のライフスタイルに合うものを選んで楽しみましょう。
FODとは8万本以上の映像作品が楽しめるサービスです。話題の新作映画もレンタルできます。ここでは、そんなFODをテレビで視聴するメリットについてご紹介します。
テレビならFODの作品を大画面で視聴できるので、スマホやパソコンでは味わえないような動画の臨場感を楽しめます。また、映画を見る際、スマホやタブレットでは音質が物足りないと感じる方も少なくありません。テレビで視聴する時に性能の高いスピーカーを利用すれば、大画面の映像と音質の良さの相乗効果で、家にいながら映画館にいるかのような体験ができます。
FODでは、1つのアカウントに対し、1つの端末でのみ視聴ができます。画面のサイズが限られているスマホやタブレットでは、複数人で動画を楽しむのは難しいでしょう。
しかし、テレビであれば、家族や友人、仲間たちと一緒に集まって動画を見ることが出来ます。ホームパーティーやイベントでゲストを招いた時などに、場を盛り上げる演出として活躍するでしょう。
また、映画ともなれば視聴時間も長くなり、長時間目を凝らして小さな画面を見続けるのは目にも負担がかかってしまいます。それに対し、画面の大きなテレビで視聴すれば、長時間でもリラックスして視聴することができます。
まずは、FODをテレビで見る方法を以下の比較一覧表でチェックしていきましょう。
※横にスクロールできます
テレビで視聴する方法 | コスト | 4K対応 | メリット |
Google Chromecast | 4,980円〜 | 4Kモデルは対応 | ・比較的リーズナブルな価格 ・FOD以外の動画配信サービスにも対応 ・持ち運びができる |
Amazon Fire TV | 4,980円〜 | 4Kモデルは対応 | ・比較的リーズナブルな価格 ・FOD以外の動画配信サービスにも対応 ・Alexa対応 ・持ち運びができる |
Apple TV | 19,800円〜 | ◎ | ・Apple製品との相性がいい ・FOD以外の動画配信サービスにも対応 ・音楽、ゲームも楽しめる |
Android TV | 30,000円前後〜 ※機種・モデルにより異なる | 機種・モデルにより異なる | 外部デバイスなしでNetflixが視聴できる |
popIn Aladdin | Aladdin X2 Plus:129,800円 Aladdin Marca:149,800円 | スクリーンによる | ・ホームシアター感覚で利用できる ・取り付けが比較的簡単 |
HDMI接続 | 2,000円前後〜 | 出力先のテレビによる | 導入コストが低め |
AirPlay出力 | Apple製デバイスを既に持っている場合は追加費用不要 | 出力先のテレビによる | Apple製デバイスを持っている場合は導入コストがほぼかからない |
FODをテレビで見るのに一番おすすめできる方法は、Amazon Fire TVとGoogle Chromecastです。
いずれも5,000円前後〜というリーズナブルな価格で気軽に導入することができ、FOD以外の動画配信サービスにも対応しています。
また、端末がコンパクトで軽いため、旅行先や出張先などにも持っていって使うことが可能です。
FODの動画配信サービスを視聴する方法には、Android TVなどFODに対応しているスマートテレビで見る方法と、Google Chromecast、Apple TVなどメディアストリーミングデバイスで見る方法があります。ここでは、FODをテレビで視聴するために必要なデバイスについてご紹介します。
Google Chromecastは、Googleから発売されているメディアストリーミングデバイスです。Wi-Fi環境さえあれば、簡単に視聴環境の構築ができます。
使い方はとっても簡単で、テレビに繋いだGoogle ChromecastとFODのアプリを同じWi-Fi上で接続することで動画が楽しめます。
現在販売されているGoogle ChromecastはChromecast with Google TVのみです。HDバージョンと4Kバージョンの2種類があります。
バージョン | 4K バージョン | HD バーション |
価格 | 7,600円 | 4,980円 |
解像度 | 4K HDR | 1080p HDR |
キャスト | ◯ | ◯ |
Googleアシスタント対応 音声リモコン | ◯ | ◯ |
・Google Chromecast本体
・電源アダプタ(付属)
・Wi-Fiネットワーク環境
・Googleアカウント
・Google Homeアプリ(無料)をインストールしたデバイス
Amazon Fire TVは、Amazonのメディアストリーミング端末・Fire TV Stickという専用機器を用いて動画配信サービスを視聴します。Wi-Fi環境とHDMI端子付きのテレビがあれば視聴可能です。また、FODの動画配信サービスをはじめ、様々な動画配信サービスにも対応しています。
Amazon Fire TV の人気の秘密は価格の安さにあります。Fire TV Stick(第3世代)なら5,000円程度、Fire TV Stick 4K対応版でも7,000円程度と比較的安価です。安いだけではなく使い勝手も良いため、コストパフォーマンスの高さを重視される方におすすめでしょう。
※横にスクロールできます
モデル | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube |
価格 | 4,980円 | 7,480円 | 9,980円 | 19,980円 |
解像度 | 1080p HD | 4K Ultra HD | 4K Ultra HD | 4K Ultra HD |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB |
ハンズフリー Alexa | – | – | – | ◯ |
・Amazon Fire Stick本体
・電源アダプタ(付属)
・リモコン(付属)
・Amazonアカウント
・Wi-Fiネットワーク環境
Apple TVは、Wi-Fiを経由してテレビに繋ぐだけで、FODなどの動画配信サービスを楽しむことができるメディアストリーミング端末です。App StoreからApple TVにFODアプリをインストールして使用できます。
Apple TVには、Apple TV HDとApple TV 4K(第2世代)の2種類があり、どちらも20,000円前後の価格帯となっています。他社と比べてやや高額ではありますが、画質の良さに加えてApple製ならではのデザイン性と高級感があり、Apple製品をよく使う方に最適なデバイスと言えます。
モデル | Apple TV 4K Wi-Fiモデル | Apple TV 4K Wi-Fi + Ethernetモデル |
価格 | 19,800円 | 23,800円 |
解像度 | 4K | 4K |
ストレージ | 64GB | 128GB |
有線LAN | – | ギガビットEthernet |
・Apple TV本体
・電源アダプタ(付属)
・リモコン(付属)
・HDMIケーブル(別売)
・Wi-Fiネットワーク環境
Android TVはその名のとおり、Androidが搭載されたスマートテレビです。動画視聴で必要なものがあらかじめ内蔵されているため、別途機器を準備する必要はありません。
Android TVは使い勝手の良さが大きなメリットです。FODを視聴する場合、付属しているリモコンから簡単に操作ができます。
SONY BRAVIAは、FODをはじめとした動画配信サービスの視聴可能な、高性能インターネットテレビです。Android TV機能を搭載したSONY BRAVIAは、2020年モデルとしてA9S、Z9H、A8H、X9500H、X8550H、X8500H、X8000H シリーズなどがあります。
価格は4K液晶テレビで120,000円前後からとなっています。また、8K液晶テレビになると2,200,000円近くするものまで登場しているため、予算に合わせて購入するとよいでしょう。
世界初のプロジェクター付きシーリングライトpopIn Aladdinは、高品質プロジェクター、高音質スピーカー、照明の3つが一体化した、これまでにない3in1プロジェクターです。こちらの動画配信サービスにFODが導入されているため、ドラマやアニメ、映画など、ホームシアター感覚で手軽に視聴できます。
popIn AladdinにはpopIn Aladdin 2 とpopIn Aladdin SEの2種類があり、どちらも天井工事不要、場所を取ることもなく大画面を実現、狭い部屋でも使用可能です。ホーム画面のAladdin StoreよりFODアプリをインストールすれば準備完了、いつでも好きなコンテンツを楽しめます。
最も安く購入できて手軽に視聴できる方法が、HDMIケーブルを用いた方法です。複雑な作業はなく、HDMIケーブルでテレビとPCを繋ぎ、FODの動画配信サービスを再生するだけでテレビ画面から動画が楽しめます。
HDMIケーブルは、長さや性能によって値段も異なります。500円程度のものから5,000円程度のものまで種類も豊富です。機材同士の距離や画質などを考慮しながら購入するとよいでしょう。
Airplay機能とは、Apple製デバイスからネットワークを経由させて、オーディオ機器やテレビに動画などをストリーミング再生するものです。iPhoneやiPadでFODの動画配信サービスを視聴する場合、このAirplay機能を使えばApple TVや他のApple製品などに出力することが可能です。
再生方法は、iOSアプリの再生画面からAirplayマークをタップしたあと、画面に表示された機器から出力したいものを選んでタップします。次に、Airplayコードを入力後、選択した機器からFOD動画が再生される仕組みとなっています。
動画を楽しむ際に便利なFODですが、視聴環境によっては見ることができない場合があります。ここでは、実際に動画を見る際、どんなところに気を付けておくべきかご紹介します。
動画配信サービスをPS4などのゲーム機で視聴しているというユーザーも少なくありません。ですが、残念ながらFODの動画配信サービスは、PS4やSwitchなどの家庭用ゲーム機には対応していないため注意しましょう。
PS4の場合、動画再生には視聴用のアプリが必要です。しかし、PS Storeでは対応アプリが配信されていません。また、インターネットブラウザを経由した場合でも、視聴不可となっています。PS4などゲーム機以外で大画面に映し出すのであれば、先述したメディアストリーミング端末やスマートテレビ、HDMIケーブルなどを利用してテレビに繋ぐ方法を試してみましょう。
FODの動画配信サービスを大画面に映し出してスムーズに視聴するには、インターネット環境が安定していることが大前提となります。FODの公式サイトに記載されているPC推奨動作環境によれば、「インターネット接続環境10Mbps相当以上」と書かれていますので、利用場所でのインターネット環境が安定していない場合には、改善が必要になります。
ご自宅でポケットWi-Fiを使用している、スマホしか持っていないという方は、FODの動画配信サービスの利用を機に、光回線に加入するという方法もおすすめです。
FODプレミアムは、1つの契約につき1台のデバイスでのみ再生が可能です。そのため、テレビでFODを見ている時にスマホなど他のデバイスで視聴することはできないので注意しましょう。
FODの動画配信サービスを大画面で楽しむなら、テレビに繋いでの視聴がおすすめです。インターネット環境やコストパフォーマンスなどを踏まえた上で、利用しやすいFODのテレビ視聴の方法を考えてみましょう。ご自身のライフスタイルにふさわしい方法で、ホームシアター気分を満喫してください。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事
Amazon Prime Videoが30日間※無料